抜群の臨場感はまるでVR!? radikoの新感覚動画を体験してみた
先日、モデル・女優の内田理央が、Instagramの誤操作で自身の寝息をライブ配信。ファンからは「朝から衝撃だったけど可愛すぎでした」「貴重な配信でした(笑)」といった好意的なコメントが寄せられた。
このニュースからもわかるように、ちょっとした音や声などの情報には、我々が普段は気づかない価値が眠っているもの。そんな日常における音の面白さを、世の中に発信する取り組みが、スマホ/PCでラジオが聴けるサービス「radiko(ラジコ)」の『#音ジェニック』キャンペーンだ。ちなみに4月に配信されたキャンペーン第1弾の動画では、女性の寝息もバッチリ収録。実は、内田理央の寝息配信を先取りしていた!?
今回、『#音ジェニック』キャンペーン第2弾の動画の音声は、映像の世界に自分が入り込んだ感覚を味わえる、特殊な方式で録音されているという。“百聞は一聴”にしかずということで、記者も早速、スマホにイヤホンを装着して試してみた。
最初に流れるのは、ボクシングのトレーニングシーン。トレーナーの顔の位置から録画した映像の迫力も凄いが、印象に残るのは、ボクサーがミット打ちするパンチ音だ。
顔面近くでクリーンヒットしたときは、「パーンッ!」と鋭い音が耳の奥まで響く。またジャブを連打した際は、右・左のイヤホンに「ドッ!」「ドッ!」「ドッ!」「ドッ!」と交互に衝撃が伝わってくるのも面白い。この、「自分がリング上で打たれているような臨場感」は、テレビのボクシング中継でも味わえないものだろう。
続いては、フォトスタジオ内でのスチール写真の撮影シーン。カメラは撮影されるモデルの位置にあり、「プロカメラマンに撮影されるモデル」の感覚を味わえる。音が反響しないフォトスタジオの空間内で響く人の声。「カシャ!」と鋭く響くシャッター音。髪や服をなびかせるために回る風の音。ヘアメイクさんが髪に吹きかけるスプレーの音……。音声に注目すると、一つひとつの響きが面白く聞こえるから不思議だ。
記者が特に気に入ったのが、高級天ぷら店での食事シーン。「パチパチパチ……」と天ぷらが揚がる音が聞こえる空間で、「キュッ……ポンッ!」とビールの栓を開ける。「トクトクトク……」とビールを注ぐ。そして、天ぷらを口にした時のサクッとした音。目を閉じて聞いているだけでも食欲をそそられる!
ちなみに記者はスーパーの惣菜コーナーの天ぷら&缶ビールで晩酌しつつ、この動画を視聴。音だけでも高級店の雰囲気を味わうことで、晩酌の気分もかなり良くなった!
そして楽しすぎたのが、美女2人に挟まれてバーで飲むシーン。左右の女性が「このあと2人だけで飲みに行こうよぉ…‥」「ねえねえねぇ。私いい店知ってるんだけどさぁ、この後行かないっ?」「でも今夜、送ってくれるでしょ? ねぇ?」「私の家、すぐそこなんだけど、今度来ないっ?」などなど、次々と甘い声で囁いてくるのだ!
しかもこの音声、本当に耳元で囁かれているような距離の近さが感じられて、言葉の終わりの吐息まで伝わってくるのが凄い。1人晩酌中の肴代わりに聞いた記者も恥ずかしながらニヤニヤが止まらなかった。
これらの録音に使用された技術「バイノーラル録音」とは、人間の頭部の音響効果を再現するダミー・ヘッドなどを利用し、鼓膜に届く状態で音を記録するという仕組み。そのためステレオ・ヘッドフォンなどで聞くと、あたかもその場に居合わせたかのような臨場感を味わえる……というわけなのだ!
今回のキャンペーンでは、首都圏・中京圏・関西圏のラジオ局23番組のMCによる、自らの番宣をかけた『#音ジェニック』クイズも展開中。「3人の中で本当の関西人が喋る関西弁はどれか?」など、難問に悪戦苦闘する番組DJ、パーソナリティの姿を楽しみつつ、自分も答えを考えながら見てほしい。
さらに自分が「この音はいい!」と感じた日常の「音ジェニック」な音を、SNSで「#音ジェニック」のハッシュタグを付けてシェアすると、抽選でBOSEのヘッドフォンなどの豪華賞品が当たるキャンペーン(プレゼント応募期間は、2017年6月25日(日)24時まで)も実施中だ。面白い音を見つけたらシェアしてみてはどうだろう。
<取材・文/日刊SPA!編集部>
●『#音ジェニック』キャンペーン
提供/radiko
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