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松居一代の“YouTube暴露”は法的な罪に問われるのか――ネットの発言は現実世界よりも罪が重い!?

佐藤弁護士02

芸能人に限らず、一般人も気を付けるべき

 ナインティナインの岡村隆史が、ラジオ番組のなかで「一般の夫婦間でも松居さんのような“嫁Tube”が流行る」と発言し、物議を醸した。いま芸能人と同様に、一般人がネットでプライベートな部分を暴露することが増えている。しかし、佐藤氏がこう警鐘を鳴らす。 「これは対話を放棄して、いきなり攻撃に出るようなもの。それが正当な行為か考えるべきです。若い男女カップルのSNSに多いのですが、付き合っていて仲良くしているだけならまだしも、別れたあとに性的な話を暴露している書き込みも多く見られます。これは、リベンジポルノの一端に値すると思います。相手が次の恋愛にうつるための自由や権利を侵害する行為。僕は厳しく考えるべきだと思います」  では、私たちは今後どのようにインターネットと向き合えばいいのだろうか? 「もちろん、表現の自由は認められるべきことです。正当な範囲でブログやYouTubeで情報を発信することは問題ありません。しかし、その“表現の自由”がいき過ぎてしまうこともある。安易な発言が人を傷つける、言葉の暴力にもなることを意識しておくことが大切です」  とはいえ、恋愛はもちろん、仕事やプライベートの愚痴など、普段は言えないことをSNSやブログ、匿名の掲示板などで吐き出したくもなるだろう。 「どうしても……という場合は、絶対に個人が特定できないようにする配慮が必要です。できるだけ抽象的にする。人々の自由と幸せ、笑顔を奪うことがないように心がけてください」 【佐藤大和(さとう・やまと)】 1983年、宮城県生まれ。レイ法律事務所代表弁護士。立命館大学法科大学院卒業。2014年にレイ法律事務所を設立。代表弁護士となる。著書『ずるい暗記術』『ずるい勉強法』(共にダイヤモンド社)、小説『二階堂弁護士は今日も仕事がない』(マイナビ出版)、新刊に『超楽仕事術 ラクに速く最高の結果を出す「新しい働き方」』(水王舎)がある。フジテレビ『バイキング』にコメンテーターとして毎週月曜日レギュラー出演中。 <取材・文/大橋博之、撮影/藤井敦年>
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