雑学

織田裕二に鈴木宗男…同姓同名さんの悲喜劇

自分で決めたわけじゃないのに、一生ついて回るのが名前。というわけで、難読だったり思わず二度見しちゃうような珍名ならではの苦労、同姓同名ゆえの悲喜劇など、名前にまつわるエピソードを集めてみた。まさに人生いろいろ、名前の数だけ人生があるんだなあ

小林旭くん まずは俳優・小林旭の同姓同名さん。

「旭は中学時代の友達なんですが、夜遊びしてて警官に補導されたことがあって。で、旭がその警官に名前を言ったら、『ふざけるな!』って怒られて。

『ふざけてねーよ、本名なんだよ!』とキレてたのがちょっと面白かった」(34歳・男)。その後、本名だとわかった警官は「いい名前じゃないか」と一転和やかムードに。もしや、その警官が小林旭ファンだった?

 また「知人の松本清さんはドラッグストアの店内やCMで流れる例の『マツモトキヨシ♪』のサウンドロゴを耳にするたびにイライラしてたらしい」(31歳・男)って、そりゃ自分の名前をヘビロテで呼び捨てにされたら不快にもなるわなあ。一方、「私の父は佐藤栄作です。かの元首相が官房長官のときに祖父が『きっと偉くなる』と先物買いで命名したとか。中学時代に生徒会長候補に推薦されて、ほかに立候補者がなく無投票当選したこともあるそうです」(36歳・女)と同姓同名の恩恵(?)を受けた例もあるようだ。

 しかし、同じ政治家でもこんなケースがあるから油断ならない。

「友人の父が鈴木宗男さん。政治家のほうが汚職事件の渦中のときに、部下から『部長、大変ですね』とか冗談を言われたりして、表向きは笑ってたけど、『絶対コイツの査定下げてやる』と、内心は怒り心頭だったらしい。ちなみに友人は自分の家のことを『ムネオハウス』と呼んでました(笑)」(27歳・男)

 この鈴木宗男さんのように同姓同名の有名人と年齢が近いと、どうしても比べられてしまうもの。

 楽天イーグルスのエース・田中将大と同姓同名の男性(20歳)は「『やっぱ野球得意なの?』と話を振られるんですけど、僕は野球に関しては“打てない、捕れない、投げれない”なので、よく残念がられます」と苦笑い。

 一方、俳優の織田裕二と同姓同名の男性(50歳)は「友人から『名前負けしてるね』と言われたり、病院の窓口の人に名前と顔を見比べられてガッカリ顔されたり。でも上司や同僚に振られて、『キタ~~ッ!!』のセリフを言うとたいてい盛り上がるんですよ」とポジティブだ。タナボタで鉄板ネタが持てるなんて案外オイシイかも!?

イラスト/花小金井正幸
― [珍名&同姓同名]さんの悲喜劇【10】 ―




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