更新日:2017年11月11日 14:11
デジタル

から揚げ、美少女の匂いが機器から発生!? 東京ゲームショウ2017のこれはスゴかったベスト3

【第1位】匂い発生デバイス「VAQSO VR」 VAQSO/2018年発売予定  企業ブースが並ぶメインのホールとは別棟に「インディーゲームコーナー」「VR/ARコーナー」「e-Sportsコーナー」と、今後のゲーム界を引っ張りそうな展示がまとまっていました。なかでも大きな可能性を感じたのが、ゲーム内容と連動して匂いを発生させるデバイス「VAQSO(バクソー) VR」。チョコバーくらいの大きさの機器をちょうどVRゴーグルの下、鼻の前あたりに装着して使用します。

VRゴーグルの下についている細長い機器が「VAQSO VR」。ラーメンの匂いもリアル!

 実際にいくつかのゲームを体験しましたが、これは衝撃的。オヤジキャラがちゃぶ台をひっくり返すゲームでは、焼きサンマが飛んできます。その画面に合わせて香ばしい焼き魚の匂いがフワッと漂ってきてビックリ! 続いて飛んできたのはから揚げ。「こ、この匂いは! ロー●ンのから●げクン!?」。一瞬にしてお腹が空きました(笑)。  もうひとつのゲームでは、美少女の頭を撫でると髪の香りでしょうか、ベリー系のフルーティーな香りが鼻先をくすぐります。本格的な恋愛ゲームに実装されたら危険ですね。  仕組みとしては、染み込ませた匂いをゲームと連動して空気で飛ばしているとのこと。VRによって視覚的な体験はかなりリアルになりましたが、それに嗅覚が加わることで一層「本物」に近づいた感覚です。嗅覚は今後のゲーム界のテーマになりそう。 【卯月鮎】 ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲームの紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。著作には『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)がある。ディファレンス エンジン
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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