更新日:2022年10月05日 23:51
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ノストラダムスの大予言が外れた1999年発売の『ポケモン 金・銀』が3DSで復活!

卯月鮎

卯月鮎

ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報

【ニンテンドー3DSバーチャルコンソール『ポケットモンスター 金・銀』】 3DS/任天堂/各1111円+税、専用ダウンロードカード特別版各1389円+税/9月22日配信予定

バーチャルコンソール『ポケットモンスター 金』 専用ダウンロードカード

『ポケモン』人気を不動にしたタイトル

 9月22日からニンテンドー3DSバーチャルコンソールで『ポケットモンスター 金・銀』の配信が始まります。ゲームボーイカラー対応ソフトとして全世界で2300万本以上を売り上げたメガヒットタイトル! 子供時代、青春時代の懐かしい記憶が色鮮やかによみがえるという人も多いでしょう。  『ポケモン 金・銀』は、1作目『ポケモン 赤・緑』に続く新作として1999年11月に登場しました。当時は、「1999年7の月、恐怖の大王が降ってくる」というノストラダムスの大予言が空振りに終わり、「それよりも2000年問題でコンピュータがバグるほうが心配だ」という話になり、「まあ、それはおいといてミレニアムで騒ごうぜ!」という空気が流れていた頃でした。  1997年4月から放映が始まったテレビアニメとの相乗効果もあって、『ポケモン 金・銀』は国内のみならず海外でも人気化。ピチューやバンギラス、ルギアなど新ポケモン100種、「タマゴ」システム、カートリッジの内蔵時計と連動するリアルタイム制など新要素を採り入れつつ前作を正統進化させ、ゲームシリーズとして『ポケモン』ブランドを不動のものにしました。国内では映画『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』も大当たりし、この年の邦画興行成績第1位を記録しています。
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3DS同士で通信交換・通信対戦もできる!
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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