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朝鮮半島有事の“武装難民”に自衛隊は発砲できない。不幸な事件がおこる前に…



 EUでは多くの戦争難民を難民認定し受け入れてきましたが、それが大きな社会問題になっています。難民も生きる権利を主張し、食料、居住場所を求めます。EU内で犯罪率が上がり、テロが頻繁に起こり、不法占拠されたキャンプでは乱闘事件も起こっています。今、EUで起こっているさまざまな難民問題は、ごく近い将来に我が国でも起こる可能性があるのです。

 沿岸地域に住む知人に、戦争難民が上陸して保護を求めてきたらどうするか、聞いてみました。

「年寄りしかいない家に突然、外国語しか喋れない男たちがいっぱいやって来たら、それは怖いわ。まずお婆さんは病気で逃げられないし」

 普段の生活では考えられない状況なのでパニックになりそうです。

「向こうは食べるもんも寝る場所もないなら、必死でしょ。いくら戸締りしてたって安心なんかできるわけない。言葉もわからん人が大勢で、まして武器なんか持ってたりしたら……考えただけでゾッとするわ」

 不法上陸して食料も寝る場所もなくさまよう難民を素早く保護するためには、警察、入管の体制を整える法整備と予算付けが絶対に必要です。難民を保護するにしても収容施設がなければ困りますし、武装難民には自衛隊と警察が合同で対処できるシステムを早急につくらなければなりません。次の総選挙には憲法改正が論点になるのだそうですが、今のままでは難民対策は後手後手です。不幸な事件がおこらないように、海朝鮮半島有事に備え、あらゆる危機に素早く毅然と対応できる国になってほしいと切に願います。<文/小笠原理恵>

国防ジャーナリスト。「自衛官守る会」顧問。関西外語大学卒業後、報道機関などでライターとして活動。キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)を主宰
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