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二次創作の輪よ、もっと広がれ!『ドルアーガの塔』『ディグダグ』をアレンジしたスマホゲーム2本

『オラッ!ディグダグ ホレゆけ!ブラジル』 iOS、Android/ Happymeal Inc./基本プレイ無料

オラッ!ディグダグ

『ディグダグ』はアーケード版は1982年、ファミコン版は1985年にリリースされた穴掘りアクション。モリを敵に打ち込み、空気を送ってパンパンに膨らませて倒すコミカルなシステムが人気を呼びました。  本作は『ディグダグ』の“地中を進む”という内容とキャラを生かして、既存のスマホゲーム『ザ・ブラジル』と合体させたタイトル。『ディグダグ』とはゲーム性はまったく異なりますが、片手でサクッと遊べて非常にカジュアルで暇つぶしには持ってこいです。  まずは地球内部を掘っていき日本の裏側にある「ブラジル」を目指します。キャラは自動でまっすぐ地中を進み、画面をタッチすると右回転。操作はこれだけ! うまくコントロールして敵のプーカやファイガー、岩を避け、酸素ゲージと空腹ゲージが0にならないようにアイテムを取っていきます。  地表のどこかに出られればクリア。たどりついた国の微妙な豆知識が脱力感満載です。到達した国はリストにコレクションされるので、全227ヵ国の制覇を目指しましょう。何より本家『ディグダグ』の音楽をサンバ風にアレンジしたBGMが、懐かしくもノリノリ。この音楽を聴くためだけについゲームを起動してしまうことも。昔のゲーム音楽は名曲揃いでした。 【卯月鮎】 ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲームの紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。著作には『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)がある。ディファレンス エンジン
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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