セクハラ福田次官も“魔の57年入省組”。ノーパンしゃぶしゃぶ事件の中島氏が採用担当だった
テレビ朝日の女性記者へのセクハラ問題で、4月18日に辞任を表明した財務官僚のトップ、福田淳一事務次官。公開されたテープは「一部」だと本人はセクハラを否定しているが、仮に一部でも「おっぱい触っていい?」「キスしていい?」と繰り返すのがセクハラではない、と言い張る感性には呆れるしかない。
福田次官の辞任に、「また“呪われた57年入省組”がやらかしたか…」(全国紙記者)という声が関係者の間でささやかれている。昭和57年(1982年)に入省した福田次官の同期は、昔から“いわくつき”なのである。
今年3月に森友学園をめぐる文書改ざん問題で証人喚問され、3月9日に依願退官した佐川宣寿・前財務局長も「57年組」だった。森友問題のキーマンとも言われる迫田英典元国税庁長官も「57年組」。
57年組キャリア27人のうち、他に過剰接待での逮捕・有罪が1人、同じく接待での自主退職が1人、自殺1人、病死1人…たしかに呪われているかもしれない。
そして57年組の採用担当は、あの中島義雄氏である。「ああ、ノーパンしゃぶしゃぶの中島さんね」と思い出す人もいるだろう。
彼らを採用した13年後の1995年、主計局次長だった中島氏は、金融機関からの過剰接待やサイドビジネスが発覚して辞職に追い込まれた(ノーパンしゃぶしゃぶで接待されたことは、本人は否定)。当時、大蔵省ごと接待づけになっており大スキャンダルに発展したのだ。
念のため説明すると、ノーパンしゃぶしゃぶとは、ミニスカート&ノーパンの女性店員がしゃぶしゃぶを作ってくれている間に、客はいろいろやり放題、という“飲食店”だ。
福田次官も、文書改ざんの佐川氏も57年組
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