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男は好意のつもりでも…女性がゾッとしたセクハラ・ギリギリ行為

仕事をチラつかせてフリーランスの女性を誘い出す男

 さらに、仕事を理由に呼び出されたことのある女性にも話を聞いた。都内でフリーランスのデザイナーとして働くKさん(35歳)は、2年前にデザイン事務所から独立し、主に独立前の取引先の紹介で仕事を受けているとのこと。彼女は身長160cm後半の長身でスラッとしており、きめ細かい白い肌が印象的な雰囲気を感じさせる。そんな彼女は、フリーになった時から、元取引先の部長クラスの男性(既婚・40代後半)からのアプローチを受け続けていた。 「最初に連絡があった時は、『今後新規のプロジェクトがあるので、一度その話を含めて食事でもどうですか』といった内容でした。仕事の話と聞いて飛びつきました。彼は私がフリーになる前は一度も2人で食事に行ったこともなかったし、口説かれたり女性扱いを受けていると感じたこともなかったので、2人きりというところにも、少しも不安を感じていませんでした。  しかし、食事ではまったく仕事の話はせずに、『彼氏とはどう?』といったプライベートの質問ばかり……。仕事の話の方向へ進めようとしてもはぐらかされて、最後には『ずっと好きだった』と言われました。彼は既婚者なので冗談っぽく返して、その場はしつこいことはなかったんですが……」  その後も2~3か月に1度のペースで仕事をチラつかせて呼び出される関係が続く。 「いつも、『こんなプロジェクトが実現したらデザイナーとしてやってもらいたい』とかは言うんですが、そのプロジェクトが動いている様子さえなくて。さらには『離婚したから付き合ってほしい』と言ってきました。さすがに真剣にお断わりして、彼からの連絡は一切こなくなりましたね。  それはもうどうでもよかったんですが、彼との共通の知り合いに聞いたところ、彼は離婚していませんでした。最悪の嘘をつかれていたんです。ゾッとします」  Aさんはこのことを相談した元同僚男性から「女だからだよ」と言われ、深く傷ついたことがあったという。女性だから普通に仕事ができないのは到底納得できるものではない。  仕事を盾に口説こうとする男性への被害は、暴力など実害があるものではないが、心の傷には確実に残っているのだ。まだまだこのようなレベルのセクパラは世の中にうようよ存在することを知っておいてもらいたい。<取材・文/藤 文子> ― セクハラ四季報 ―
―[セクハラ四季報]―
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