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「毎日5時間睡眠」vs「平日4時間+休日15時間寝だめ」マシなのはどっち?

 書店に並ぶ健康法をテーマにした本は、しばしばベストセラーになる。だが、巷にあふれる健康法は、サラリーマンが実践するのは難しい。食事の予算はあるし、仕事は多忙を極める……そんなサラリーマンのために今日から絶対に実践したい“マシ”な習慣を紹介する。

寝だめ

寝だめは効果が薄い! 休日夕方に起きるとうつ状態を招く危険性も

毎日5時間寝るvs平均4時間睡眠+休日15時間寝だめ


「年収が高い人ほど長時間睡眠」
「早死にしたくなければ一日8時間睡眠を死守しろ」

 など、ここ数年で実験のエビデンスを基に長時間睡眠を推奨する意見が多く見られる。だが、平日に残業しようものなら、睡眠時間はどんどん削られ、結局休日に「寝だめ」をするのが現実ではないだろうか。では、毎日決まって5時間寝ることと、平均4時間睡眠で休日に一気に“不足分”の15時間を寝だめするのでは、どちらがマシなのだろうか。

 脳と運動のメカニズムに精通している精神科医・樺沢紫苑氏は「いくつかの脳科学の論文で明らかになっていますが、『寝だめ』には効果がほとんどありません」と休日の寝だめを一蹴。

「米国ペンシルベニア州立大学の研究者らが『平日5時間睡眠で土日に10時間寝てもらう』という実験をしたところ、体の疲労はある程度回復したものの、脳の認知機能、集中力の低下に関しては改善しないという結果が出ました」

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寝だめの反動が月曜日に来る

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