生田斗真×瑛太、人気俳優の知られざる関係に迫る
ジャーナリストの夢が破れた男と、他者を寄せつけない無口な男。町工場の寮で暮らすうち、2人は次第に心を許し合うが――。瀬々敬久監督の問題作『友罪』で、罪を背負った男たちの壮絶な人間ドラマを繰り広げた生田斗真と瑛太。同年代を代表する俳優として切磋琢磨してきた2人に、30代の仕事と友情について聞いてみた。
――共演は3度目とのことですが、お互いの印象はいかがでしたか?
生田:20代の頃から一緒に作品づくりをしてきて、僕の中ではけっこう特別な存在なんですよね、瑛太は。尊敬してるし、信頼してる。同志というか、すごく特別な関係だと思ってます。
瑛太:(前回共演した)映画『土竜の唄』の撮影中に今回のお話をいただいて。やっぱ斗真はいいなぁと思ってたから、共演と聞いて台本を読む前に「やるよ」って答えちゃってました。斗真と向き合えるなら、絶対おもしろいものがつくれるっていう根拠のない自信があったので。
生田:若手俳優と呼ばれていた僕たちが、ある程度年齢を重ねて、瑛太の場合は結婚してパパにもなって、求められることの変化がたくさんあるんですよね。瑛太に現場で会うたびに、自分のふんどしを締め直すというか、曲がっていた背筋を伸ばすような感覚になる。そんな相手です。
――実際現場では、どのように芝居をつくり上げていったのでしょう?
生田:僕は、リハーサルから本番に向けて少しずつ積み上げていくタイプ。でも瑛太は、自由に手札を替えてくるタイプだと思います。
瑛太:斗真は初対面のときから、精神年齢が高い人。僕が自由に演じても受け入れてくれるので、信頼しきっているのかも。
生田:ちゃんと瑛太を見ていれば、本当に怒りが込み上げてきたり、支えたいっていう愛が芽生えてしまったり、自然に自分の感情が引っ張り出される。だから、受けの演技は難しくないですね。
――芝居から離れて、素で気の合うところや、逆にここはちょっと……というエピソードはありますか?
生田:プライベートを一緒に過ごすことはあんまりないんですよ。実はそれが、不思議と心地いい。連絡を取り合うわけじゃないし、2人で旅行に行ったりもしないけど、現場に入ったときに、一番核の部分で繋がってる感覚があるんです。
瑛太:実はね、前回の取材の前に「一緒にご飯食べに行こう」って言ったら断られたんですよ。
一同:(笑)
瑛太:なので、二度と誘わないと思いましたね。生きててこれだけ心が傷つくこともあるんだなぁと(笑)。
生田:そんなに?(笑)
瑛太:うん、こんなにも落ち込むことがあるんだと……誘われ待ちです、今。
生田:……はい、必ずや。
瑛太:たぶん誘われないですけど。
生田:そんなことないって(笑)。
お互い核の部分で繋がっている感覚
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