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給料も外注代も払わず、BMWでキャバ通い…最悪の経営者がホントにいた

BMWでキャバ通いしている経営者を見て、転職を決意

 さらには、結婚相談所と提携しているお見合い写真撮影スタジオの撮影費も社長がごまかしたり、未払いなどの不祥事が生じたため、スタジオから出禁にされる寸前。また会員から徴収した撮影代金を経営者が着服していたこともあった。 着服「人との縁をもたらす大切な仕事なのに、やり方があまりにも悲惨。会員様にもまたスタジオにも申し訳なくて、お金を払うように経営者に懇願したんです」  やめるにやめられなくなった有元さんだったが、経営者がBMWのオープンカーを乗り回しているのを発見して、遂にキレたという。 「お金がないと言いながら、BMWでキャバクラに通い、キャバ嬢をオープンカーに乗せて意気揚々としている。見栄だけで生きているような男でした」。  有元さんは、スキルを磨いたら独立しようと決心。ひどい経験をバネにして、遂に37歳で自ら結婚相談所を立ち上げた。最悪の経営者を反面教師にして、顧客の信用を勝ち得ているという。  前職の経営者が、金銭トラブルや労基法違反で告発されないのが不思議だが、意外とクラッシュするまで明るみに出ないのかも(冒頭の「はれのひ」や「てるみくらぶ」だってそうだった)。社員としては、消費者のために内部告発するか、さっさと辞めるしか道はなさそうだ。<取材・文/夏目かをる> ― 本当に実在した! 隣のブラック上司たち ―
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
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