ツイッターアンケートはもう一つ実施した。これもズバリ『オジュウチョウサンの開成山特別での着順はどうなると思いますか？』である。ガチ競馬ファンの本音を聞いた。

【質問2】オジュウチョウサンの開成山特別での着順はどうなると思いますか？（この質問の結果は他で使う可能性があることをご了承のうえご参加ください）

— シグナルRight（佐藤永記）＠公営競技大学 (@signalright) 2018年7月5日

●1着　30％ ●2、3着　25％ ●4～8着（入着）　32％ ●9着以下　13％ ※56票 　最多は入着の32%だが、正直想像以上に分散した。馬券の対象になる3着以内で5割を超えていることを考えると、若干ながら期待のほうが上回っているのでは？　とも考えられるぞ。 　ここまでデータや競馬ファンのアンケートを基に色々探ったが、最後に予想を。データを提供してくれた競馬ブロガーg.kishi氏の予想はこうなった。 《競馬ブロガーg.kishi氏の予想》 “展開的に2つのパターンを考えます。オジュウチョウサンが全くついていけない場合、前が楽になり2600m2着2回ある◎05ジュンファイトクンが逃げて残し切るパターン。　またテンにオジュウチョウサンが頑張って、最後バテる展開なら、差し馬で長距離をこなしている◯03グリントオブライト。正直近走着順の悪すぎる馬も多いので、無理な穴狙いは禁物だと思います。 人気どころから単05と03、あとごちゃごちゃ展開のときなら後ろからで01、02、08あたりまで。12ヨシヒコもオッズ次第では。単勝でもオジュウチョウサンへの投票が集まるので、厳しいと考えるなら充分楽しめます” 　最後におまけに筆者の予想である。 《公営競技大学・シグナルRight（佐藤永記）のSPA！本紙予想》 “私のプランは2プランだ。どちらのプランもオジュウチョウサンを応援しつつ、その時に決まる素敵なロマンを提案したいと思う。プランその1は「もう一頭の障害帰りが奮起する」だ。実は1番バンダムザブラッドは以前障害戦で3回走って、現在平場で戦っている。偉大なる大先輩の挑戦で何かに目覚めるのかもしれない。もう1つのプランは真面目な穴馬として12番ヨシヒコを取り上げる。昨年夏の函館2600m戦の未勝利ロードで活躍。コーナーを多く回る競馬に実は一番慣れている説だ。3連複フォーメーションで　6-1,12-1,2,3,4,5,8,9,10,12。これでいこう” 　サッカー日本代表の奮戦が終え、スポーツ熱が少し落ち着いた今だからこそ、オジュウチョウサンの二刀流への冒険を、ぜひ楽しんでいこう！ 取材・文／佐藤永記（シグナルRight）公営競技ライター・Youtuber。近鉄ファンとして全国の遠征観戦費用を稼ぐため、全ての公営競技から勝負レースを絞り込むギャンブラーになる。近鉄球団消滅後、シグナルRightの名前で2010年、全公営競技を解説する生主として話題となり、現在もツイキャスやYoutubeなどで配信活動を継続中。競輪情報サイト「競輪展開予想シート」運営。また、ギャンブラーの視点でプロ野球を数で分析するのが趣味。