阪神はいつまで「バースの再来」を期待するのか。大スターと比較される新外国人選手の辛さ
―[数字で見るプロ野球]―
春先になると毎年話題になるプロ野球の風物詩がある。それは「バースの再来」について。この言葉の定義はないが、「阪神の新外国人がバースのように活躍できるのか」という期待、もしくは「阪神がバースがいた年のように強くなれるのか」といった希望を込めて使われている。しかし近年は、もはやネタとして扱われてしまう言葉になってしまった。
もちろん、「ランディ・バースのような外国人が再び阪神に現れたら……」というファンやマスコミの願いが強いのは人気球団ならではではあるが、「バースの再来」を期待してしまう理由はそれだけではないようである。今回はランディ・バース選手の成績を振り返り、なぜ毎年のようにバースの再来が期待されているのか整理してみよう。
2度の三冠王と日本一という圧倒的な結果を叩き出したバース
バースだって三冠王&初タイトルは来日3年目
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公営競技ライター・Youtuber。近鉄ファンとして全国の遠征観戦費用を稼ぐため、全ての公営競技から勝負レースを絞り込むギャンブラーになる。近鉄球団消滅後、シグナルRightの名前で2010年、全公営競技を解説する生主として話題となり、現在もツイキャスやYoutubeなどで配信活動を継続中。競輪情報サイト「競輪展開予想シート」運営。また、ギャンブラーの視点でプロ野球を数で分析するのが趣味。
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