雑学

ウナギ、山芋…“精がつく”食品はほぼ根拠がなかった

 日本で販売されている食品に対して無意識に“安全神話”を感じている人も多いだろう。しかし、世に流通している食材の中身は、実は日本人の知らない危険な物質が含まれている。悪質な添加物まみれの輸入食品に、生活習慣病を招く日本食……。明日の健康を守るのは、自分自身だ!

うな丼

一般に”精がつく”といわれる「うな丼」だが、栄養バランスを欠いた食事を続けると、かえって逆効果になる可能性もある……

“ウナギを食べると精がつく”はただの迷信。民間伝承は捨てよ


「最近、どうもED(勃起不全)気味……。うな丼でも食べて精をつけるか」

 このような発想を、日本性機能学会専門医の須田隆輿氏は「逆効果になりかねません」と警鐘を鳴らす。

「EDは血管と神経の問題が中心です。生活習慣病が引き金となって発症することが多く、予防にはバランスがよく適正なカロリーの食事が重要。なのに、うな丼のほとんどはご飯ですよね。合わせて食べるのもお吸い物くらいで、バランスもよくはない。偏った食事を続け、カロリーの過剰な摂取が慢性化すれば、EDリスクに繋がります」

 そもそも、ウナギのように“精がつく”といわれる食事には「科学的な根拠が少ない」という。

「一般的に精がつくと言われる食品は、科学的にEDに効くというエビデンスを欠いており、民間伝承のようなものと言わざるを得ません。私見ですが、ウナギ、スッポンの頭、山芋などは、どれも“男性の陰茎に似ている”という特徴がある。要は、連想ゲームのようなものにすぎないのでしょう。そもそも、精がつくという言葉の定義自体が曖昧です。タウリンが豊富といわれるしじみ汁も、飲みすぎは塩分過多で、ED予防にはかえってよくないこともあり得ますね」

 ほかにも、気をつけるべき食品はあるのか? 須田氏が続ける。

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気をつけたい寝る前の食事

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