ウナギ、山芋…“精がつく”食品はほぼ根拠がなかった
「寝る前のラーメンや牛丼、ホールケーキはダメ。塩分過剰のビーフジャーキーや塩鮭、乾きものなどの保存食もEDリスクを高めます。飽和脂肪酸の多いスナック菓子も、動脈硬化の原因なので気をつけましょう。一度の食事では、少なめの炭水化物、魚などの良質な脂質、サラダというバランスを意識し、糖質とカロリー摂取を制限するのが一番の予防になります。パスタやカレー、牛丼だけといった、偏ったバランスの食事は即刻やめてください」
男たるもの、息子にはいつまでも元気でいてもらいたいはず。迷信に頼らず、食を意識して勃起力を高めよう。
【須田隆輿氏】
日本性機能学会専門医。’99年、帝京大学医学部卒業。医学博士。新宿ライフクリニック院長。親身なED治療と、予防のための生活習慣改善を呼びかける
取材・文/河野嘉誠 山野祐介
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