家族3人で海外移住、月4万の食費で満足な生活を送れる国は?
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月4万円で家族3人が食べられる夕食は…
Bad!×<アメリカ>肉とカリフォルニア米の質素なチャーハン
外食はNG。朝は家でシリアル(110円)、昼はサンドイッチとコーヒー(497円)。夜は牛肉(300g、497円)とカリフォルニア米(110円)でチャーハンを作る
<カナダ>合いびき肉とポテトを使ったプーティン
朝は家でパンケーキのメイプルシロップ付き(256円)、昼はホットドッグ(256円)。夕食はプーティン(フライドポテト料理)と野菜スティック(852円)
Good!<パラグアイ>肉を中心に物価安。夜はレストランもOK
肉を中心に物価は安い。朝は家でひき肉が入ったオムレツ(120円)、昼はご飯と牛フィレ肉(50円)。夜も肉メインにはなるが1000円以下でレストランも可
<ドイツ>ビール片手にポテトとソーセージを食らう
基本はパン(130円)中心。昼に外食でカリーヴルスト(カレーソーセージ・780円)。夜は家でヴルストにマッシュポテト(260円)。ビールは1缶最安60円で飲める
<ギリシャ>冷凍サーモンとレンズ豆のスープ
朝は家でパンとヨーグルト(130円)、昼はギロス(ケバブ・780円)。夜は市場で冷凍された魚類や豆を買い、煮込んだスープとパン(325円)が食べられる
日本を脱出する本』(ダイヤモンド社)など
【飯田道子氏】
ファイナンシャルプランナー。金融機関勤務を経て、’96年からFPとして活動。現在はセミナー講師や執筆活動以外に、ワーホリや海外移住の相談にも対応している
【柏木理佳氏】
生活経済ジャーナリスト。豪州、シンガポールに在住歴あり。著書に『TOEIC400点だった私が国際舞台で”デキる女”になれた理由』(日本経済新聞出版社)など
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Good!◎<タイ>ガパオライスやクイティアオなど、屋台メシを活用
食材は日本の3分の1程度。朝は家で粥と揚げパン(205円)。昼は屋台で3人でカオマンガイ(鶏肉ご飯・486円)、晩飯はクイティアオ(麺・360円)を食べられる
<シンガポール>屋台村でテイクアウトしたテールスープのバクテー
物価が高いので市場や屋台村「ホーカー」を利用。朝食はご飯とアボン(でんぶ風ふりかけ・331円)、ランチは海南鶏飯(248円)。夜はバクテー(497円)をお持ち帰り
<インドネシア>独特な酸味と辛みのナシゴレンやルンダン
安価で日本食の調達も可。朝は家でご飯に納豆と味噌汁(425円)。昼と夜は屋台飯でナシゴレン(焼き飯)とルンダン(牛肉のココナツ煮込み・各200円)
Good!◎<台湾>魯肉飯と薬膳スープ、さらに台湾デザートも◎
食材は安く屋台も豊富で自炊より豪華に。朝は家で揚げパンと豆乳(100円)、昼はお弁当(290円)、夜は屋台で魯肉飯(豚肉の甘辛飯)やデザートなど(946円)
Bad!×<オーストラリア>B級グルメの代表格フィッシュ&チップス
物価高で外食はNGだが、安い食材も。朝は家でオートミール(84円)、昼はパスタ(168円)。夜はフィッシュアンドチップス、チーズなど。ワインが840円以下
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【安田 修氏】
フリーライター。海外移住事情に精通。自身もカンボジアやラオスに移住していた経験を持つ。著書に『
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