雑学

家族3人で海外移住、月4万の食費で満足な生活を送れる国は?

海外で暮らす日本人の数は135万人に上り、過去最多に。最近は働き盛りのサラリーマン移住も増えているという。そこで今回、日本人の平均年収500万円の海外暮らしを検証。そのリアルな生活レベルと限界値に迫った!

海外生活

アメリカはチャーハン生活も覚悟。物価高の国では過酷な食生活に


 海外移住といえば、資産家やリタイア後の生活というイメージが強い。だが、’17年の外務省「海外在留邦人数調査統計」によると、20~50代という現役世代が6割を占めているのが現状だ。

 海外移住事情に詳しいフリーライターの安田修氏が説明する。

「3.11の東日本大震災を境に、移住を検討する人が増えています。将来的な不安や日本で生活することに対する閉塞感が理由として挙げられ、子供に早いうちに、英語力が身につくためのグローバル教育を受けさせたいというのも理由として多いです」

 そうした日本人の移住先もさまざま。世界各国に点在している。

「日本人の雇用情勢、就労ビザ取得の条件、その国が日本人移住をどれだけ受け入れ、移住者が多いかなどで決める人は多いです。それらを総合的に判断すると、下表にある10か国が移住候補地に挙がってくると思います」

《移住先として日本人に人気の10か国》
・タイ……日系企業だけでなくタイ企業の外国人求人も多い。物価も安く、移住しやすい国のひとつ
・シンガポール……就労ビザ取得のハードルは高いが、清潔で治安も良く、家族で安心して住むことができる
・インドネシア……物価はタイ以下。インフラなど環境面でやや劣るが、ジャカルタなど都市部なら環境も◎
・台湾……日本から近く、生活上のあらゆる面において最もストレスを感じず、日本人移住者に人気
・オーストラリア……年間を通じて気候が安定しており、地震も少ない。子供に英語を学ばせたい親に人気
・アメリカ……就労ビザ取得は困難だが在留邦人数はダントツ。特にハワイは日本人移住者に大人気
・カナダ……国以外に州ごとにも移住制度を用意。アジアからの移民が多いので日本人も暮らしやすい
・パラグアイ……日本との移民協定がある。戦前から日本人が入植しており、実はブラジル以上の親日国
・ドイツ……ヨーロッパのなかでは国民の気質が日本人に近い。日系企業が多く進出しているのも◎
・ギリシャ……25万ユーロ(3263万円)以上の不動産購入で就労可能な居住権付きビザ取得。物価も安い

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年収500万円男を想定した海外移住後の食事はどうなる

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