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真夏の「ギャンブルおじさん」ファッションチェック! 流行のアイテムは原宿と一緒!?

 ギャンブルおじさんたちのファッションはハッキリ言って独特だ。良く言えばオリジナリティ溢れる……と言えるのだが、悪く言えば思いつくままに買った服をテキトーに着ただけである。お! これええな! で買っていくため、トータルコーディネートという概念は残念ながら希薄。気がつけばあの独特なギャンブルおじさんファッションが出来上がっているのである。そこで今回はギャンブルおじさんたちを直撃し、賭場ファッションの今をレポートし、マストバイを探そうと思う。
錦糸町駅南口

錦糸町駅南口から。すでにwins錦糸町が見える。建物は2つあるため好きなほうを選べるぞ

 舞台は東京・錦糸町。ここにはウィンズ錦糸町があり、馬券だけを買うために南口は鉄火場と化しているという今回の取材にふさわしい場所である。早速、朝から最終レースまで張り付いて「賭場ファッション」を分析してみることに……

サンダルや五分丈ズボンなどは確かに多いが…

 連日の猛暑もあり、やはり服装は夏そのもの。サンダル履き率が五割を超え、半ズボンのおじさまも多く見受けられたものの、競馬場から比べればその着用率は低い。やはり一日外で猛暑のなかで打つわけではなく、冷房の効いたウィンズ場内で過ごすため、過度に薄着ではむしろ風邪をひくためだろう。駅近ということもあり、多少厚手の服装でも乗り切れるのが錦糸町スタイルだ。  4レースまで終わり、昼休みの時間、一旦外食へ繰り出すおじさまを観察。夫婦っぽい2人組の夫はポケットがかなり大きい金ラインに白地の短パンを装着。ありとあらゆるものが入りそうなサイズに記者は驚愕。財布に携帯、マークカードに新聞、赤ペンと全てがスッポリ入ってしまいそうな巨大なポケットの付いたズボンはギャンブル場に行くために作られたと錯覚するレベル。  こんな素晴らしいアイテムをどこで購入したか気になるところだが、購入したセレクトショップを尋ねても「覚えていない」とのこと。普段服は近所の店で適当に買うそうだが……。写真撮影も住んでる場所もお店の名前もNGのとのことで残念ながら「夢の賭場ズボン」は撮影できなかった。  取材はNGだったものの、記者はあることに気がついた。それは……  ケツポケットに頼るな!
ポケットは必須だけど…

【ポケットは必須だけど…】右のようにケツポケットに新聞はシャツを必然的に引っ掛けて持ち上げてしまう。長財布とダブルで要注意。左のように競馬新聞はバッグに入れるか、最近では半ズボンの横に大きなポケットがあるタイプもあるためそちらに入れよう。

 ケツポケットに新聞を差し込んでるおじさまは多いが、これはTシャツを持ち上げる形になりあまりカッコイイものではない。デキるおじさまは、新聞を大きいサイドポケットか、バッグに入れていた。服装が乱れることなく収納できる場所を意識しているかどうかは見た目の印象も変わる、ということだ。  とはいえ、やはり賭場は賭場。グレーや茶色を中心とした地味な服装の率は高い。ダメージジーンズの度を超えた大穴のあいたジーンズとノースリーブ下着だけでストロング系缶チューハイをちびちびあおりながら、レース結果板を凝視するおじさまが個人的にはキングオブワーストファッションに見えた。しかしながらジーンズの穴は決してファッションのためではなく、ナチュラルにすり切れてしまったもののため、今回は取材を断念することにした。
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ついに見つけたマストバイは機能性も抜群
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