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熱中症を防ぐコンビニ飯の選び方。おにぎりの具は何がいい?

②カリウム、マグネシウムなどのミネラルも必須  発汗すると水分だけでなく、カリウム、ナトリウムなどのミネラルも消耗します。暑い夏は特にミネラル分をしっかりと摂りましょう。  ミネラルは、豆類、海藻類、野菜類などに多く含まれています。牛丼屋で外食した際に、サラダや冷ややっこを追加することでミネラルをプラス出来ます。 牛丼 コンビニで選ぶ際には、豆や海藻の入った「豆サラダ」「海藻サラダ」なども良いですし、野菜のたっぷり入った「野菜入りタンメン」「ちゃんぽん」などもオススメです。 ④消化力が落ちている時は脂質の少ないタンパク質を摂ろう  熱中症予防のために、タンパク質やミネラル分を含む食品が良いのは分かった!だけど夏バテでガッツリ食べられない……。  そんな時は、脂質の少ない「豆腐」や「ささみ肉」「白身魚や甲殻類」などがオススメです。これらを茹でる・蒸すなど、なるべく消化に負担のかからない形で食べると良いですね。  コンビニですと「豆腐そうめん」や「海老のサラダ」などがよいでしょう。消化力が落ちている時は、冷たくてスッと食べやすい「卵豆腐」などもオススメです。

睡眠と消化の関係性

 また、睡眠不足も熱中症の原因になります。睡眠の質が低下しているかもという方は、夕食に脂っこい物やお菓子を食べ過ぎていないか注意してみてください。  夜に脂っこいものを食べ過ぎると、睡眠中にも消化のエネルギーがかかり、睡眠の質が下がる原因になります。夜はあっさりした食事にして、一日の疲れを取るようにしましょう。  忙しい中、なかなか休めない、食事をとる時間が取れないという方も多いかも知れませんが、あなたの健康が一番大事です。体調の不調を少しでも感じたら、無理せずにすぐ休む、外出中に気分が悪くなったらすぐに冷やす、こまめな水分補給を習慣化する。熱中症予防のために、普段から意識して体調管理をしましょう。
福岡出身のお酒や美味いもん好き管理栄養士。太っていたことがきっかけで栄養学に興味を持つ。病院栄養士を経験後、独立。現在は栄養専門学校講師や栄養ライターとして「食いしん坊でも健康になるコツ」を発信している。
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