雑学

SNSの登録もできない上司…情弱おじさんを介護する部下の叫び

 スマホなどの普及により、インターネットは現代人にとってより身近なモノとなってきた。それに伴い、個人のみならず企業側も広告・PRの場をネットやSNSに移すなど、時代に合わせて変化や対応を余儀なくされている。

 そんな中、浮き彫りとなったのが、ネットリテラシーの低い「情弱おっさん問題」。IT時代の流れに取り残され、若手社員たちからひんしゅくを買う情弱(情報弱者)おっさん上司が増えてきているという。今回は、情弱上司に悩まされる若手社員に日々の苦労を吐露してもらい、彼らの実態を暴いていく。

スマホおじさん

有名企業のPR動画を気に入った情弱上司から無茶ブリが…


 水道施工会社に勤める大村健二さん(26歳・仮名)は、直属の上司(40代後半)の情弱ぶりに日々辟易させられているという。

 大村さんの会社は競合他社がネットに広告動画を掲載していたことを目の当たりにし、Web施策に手をつけることになった。だが、それが悲劇の始まりでもあった。

「社長が、動画サイトで他社の広告動画を発見したのがきっかけでした。こんな動画があったら良いな! とトントン拍子に話が進んでいき、若手でネットにもそこそこ詳しい僕がWeb施策の責任者を任されたんです」

 しかし、就任まもなく上司たちの情弱っぷりが露見し始めた。

「どんな動画にしていくか、という会議があるのですが、上司はしたり顔で有名企業のPR動画を見せてきて『こんな感じがいいんじゃないか?』と提案してくるんです。しかし、そんなのうちみたいな小さな会社が簡単に作れるわけがありません……」

 有名企業のPR動画はかなりの予算をかけて作られたもの。

「僕が『それは外注の広告会社に依頼して作っている動画ですよ』と伝えても『カネはかけたくない』『写真撮影とかは協力するから、同じように作ってくれ』と返ってくる。まさに無理難題を押し付けられて……。そもそも、うちには動画編集ソフトはおろかパソコンですら型落ちのVISTAを未だに使ってるような状態ですよ? 正直、出来るわけないじゃないですか。これからもこんなやり取りが続くと思うと気が重たいです」

 そう話す大村さんの表情は疲れ果てていた。

つらい
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