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ドラマ『ハゲタカ』で綾野剛の株が大暴落!? “半沢直樹もどき”が痛々しい

 誰もがうらやむイケメンではないが、雰囲気がある――そんな絶妙なポジションで、いつしか“演技派”“カメレオン俳優”という意識高めなイメージがついた俳優・綾野剛。だが、今クールの主演ドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系、木曜午後9時)には、賛否両論が巻き起こっている。


 もともと『ハゲタカ』は真山仁氏のベストセラー小説で、2007年に初ドラマ化となったNHK版が重厚な経済ドラマとして非常に高い評価を得た。

 だが、2009年の映画版以降、続編はなし。現実社会とリンクしたリアルさがウリのひとつだったため、やむを得ない判断でもあり、ファンも納得していた。ところが、約10年を経て、今さらの再ドラマ化。しかも、主人公・鷲津政彦はハマリ役だった大森南朋から綾野剛へのチェンジ。これだけでもなかなかの冒険だが、蓋を開けてみると、さらにぶっとんだドラマが展開されることに……。

映画 ハゲタカ

NHKドラマ版から4年後が舞台、同じ出演者・スタッフで公開された映画版「ハゲタカ」 画像はamazonより

草食系の今時の若者が無理矢理演じるアンチヒーロー


「重厚でリアルな経済ドラマだったNHK版から一転、明らかに『半沢直樹』を意識した、いわゆる“サラリーマン時代劇”になっていました。だから、製作者の意図も分かりやすくて、要するに綾野剛に堺雅人をやらせたかったわけでしょ。でも、常に眉間に皺を寄せているだけで、滑舌も悪いし、アンチヒーローを演じ切るだけの迫力もないし……。あまりにも酷くて、初回を最後まで観ることができませんでした」(38歳・医師)

 主演ドラマ『コウノドリ』(TBS系)で、穏やかで繊細な産科医役を好演した時とは正反対に、険しい顔つきでドスを利かせて決め台詞をぶちかます綾野剛。だが、そのあまりの“板についてなさ”に憐みの声すら上がっている。

「『コウノドリ』の時は悪くなかったから、多分、役が絶望的に合っていないのだと思う。眉間に皺が寄れば寄るほど、ドスを利かせれば利かせるほど、『たぶん、いい人なんだろうな。一生懸命やってるんだろうな』と可哀想になってくる。ちょうどNHK版に出演していた松田龍平と同じように“雰囲気のある実力派俳優”として持ち上げられているけど、役者としてのタイプが全然違うんじゃないかな。ちょっとハードル上げすぎ」(35歳・不動産)

 カメレオン俳優と持ち上げられ、無茶振りに近い役を当て込まれたがゆえの悲劇か。

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サラリーマン時代劇のリスクとは?

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