全身ユニクロ・1万6000円で、女子ウケするオフィスカジュアルの作り方
こんにちは、服のコンサルタント森井良行です。
結婚相手の条件といえば「高収入、高学歴、高身長」の「3高ですが、最近では時代の変化により「平均収入、平均外見、平均学歴」の「3平」に変化しているという逸話は有名です。
また、ファッションに関しても、ブランド物ではなく「ユニクロをおしゃれに着こなせる人」という項目が加わってきたというのが実感です。
贅沢はしないけれども、コスパ重視でおしゃれな結婚生活を送りたいという女性のニーズをリアルに表しているのではないでしょうか。
定番のシンプル&ベーシックな服を扱うユニクロだからこそ、アイテム同士の組み合わせ方で、その仕上がりは180度変わります。「どこで買うか?」より「何を買うか?」が重視される時代にシフトしたと言えるのではないでしょうか。
100%ユニクロのオフィスカジュアルで、女性から好印象を得るコツを『毎朝、迷わない! ユニクロ&ツープライススーツの上手な使い方』の著者、森井がお伝えします。
定番アイテムのマイナーチェンジを繰り返し、商品の質を高めるユニクロ。
その数あるラインナップのなかで、私が真っ先に注目する秋の定番アイテムといえば「エクストラファインメリノ」です。百貨店なら1万円前後しそうな薄手のニット、これが2990円で手に入ります。そのカラーバリエーションも豊富で、毎年、色の変化を楽しめます。
私がこのアイテムを選ぶ理由、実は防寒目的ではありません。
ユニクロで好印象をつくるとき、いちばん簡単な方法はカラフルな色を取り入れることだからです。人の心は色に反応すると言われています。しかも、女性は男性以上に色の感受性が強いのです。だからこそ、強い色は相手の記憶に残ります。
好印象ということは、相手の記憶に残らなければ始まりません。結果として華やかなアイテムを身に付ける必要があるのです。とはいえ、オフィスカジュアルに派手なアイテムは場違いですよね。だからこそ、シャツとジャケットの間に挟むユニクロのニットなのです。ジャケットから覗くニットの面積はごく一部。このバランスは、まるでネクタイ同様のメリハリを効かせてくれます。
「どこで買うか?」より「何を買うか?」
ノーネクタイにメリハリを!カラーニット活用術
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“あなたのお抱えスタイリスト”として、その違和感を言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。公式サイト「エレカジ」では、80件を超えるコーディネート事例を公開。
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