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職場の女性をランチに誘ったぐらいでセクハラと言われないための心得

 また、繰り返しの誘いは厳禁だ。 「1回のみならず、3回飲みに誘って断られるならやめましょう。『すみません、予定があって』と断られても、女性社員に本当に行く気があれば、『この日なら空いています』と代案を出してくるはずです。毎回、代案もなく断られるのは、気がない証拠。拒絶されていることに気づくべきでしょう」  そして最近多いLINEでの業務連絡がトラブルになるケースも。 「女性って気軽にハートマーク入りで返信しちゃうんです。うっかり『俺に気があるのかな』なんて勘違いしたら、墓穴を掘ります」  以上のように最善の注意を払っても、女性社員にセクハラだと責められたら、いかに対処すべきか。 「抱え込まないで、上司や人事、社内のコンプライアンス事務室に相談するべきです。いきなり外部の弁護士に頼るのは話が大きくなるため、リスキーかもしれません」 <セクハラ対処の3か条> 1 日々良好な関係を築く努力 2 繰り返さない 3 抱え込まず、相談する 【大野萌子】一般社団法人日本メンタルアップ支援機構代表理事 人間関係改善スキルを得意とする。防衛省をはじめ、大手企業等で年間100件以上の講演・研修を行う。著書『「かまってちゃん」社員の上手なかまい方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか アンケート/エコンテ ― おっさんたちの#MeToo ―
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