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職場や家庭で虐げられた中年男たちの逆襲。訴えたらおっさんに勝機はあるのか?

影 職場や家庭で虐げられる中年男性たち。おっさんもただ泣き寝入りしているわけではない。ゼネコン社員の黒沢淳さん(仮名・45歳)は、反抗期で父親を拒絶する娘を妻が擁護。しかも、専業主婦なのに食事を作らず、平日にも掃除や洗濯を強要する生活に離婚を決意する。 「10歳からの5年間、娘が私にかけた言葉は、『早く出てけ!』『死ね!』など暴言ばかり。注意すれば妻と2人で私に非があると責められ、心が折れました……」  黒沢さんは自分が受けた仕打ちを日記に綴り、それを証拠に妻有責で離婚。慰謝料との相殺で、財産分与は大幅に減額されたとか。 「一括で払った娘の養育費は数年で使い果たしたらしく、カネの無心をされましたが断りました。私も新しい妻子との生活があり、渡すべきものはすでに渡したので」

元嫁に職場でウソの悪評を流されていた

 また、繊維メーカー社員の吉井一雄さん(仮名・43歳)は、同僚の元嫁に離婚後、「彼はマザコン。姑にイビられても助けてくれなかった」とウソの悪評を流された。 「職場の女子社員から陰口を叩かれ、無視されたのですが、新人の女子社員のコだけが『元奥さんでもそれは失礼では?』と言ってくれたんです。でも、それがきっかけで彼女が職場いじめに遭ってしまい、そこでいつでも録音できるようにICレコーダーを忍ばせるようにアドバイスをしました」  吉井さんや彼女への暴言のほか、業務妨害を示唆する発言が録音されており、会社も問題視。元嫁は自主退社に追い込まれたそうだ。

後輩女性からイジリという名の職場いじめ

 一方、建材メーカー勤務の金山雅和さん(仮名・40歳)は優しすぎる性格が災いして、後輩女性からイジリという名の職場いじめに遭っていたが……。 「双子の弟がいるのですが、後輩は居酒屋で飲んでいた弟を私と間違え、いきなり頭をはたいて絡んだんです。察しのいい弟は私の職場の後輩だと悟ったそうですが、理不尽なことが許せない性格。『兄貴と間違えたんだろうけど、年上にタメ口って何なの?』と胸ぐらを掴んで一喝。さらに『兄貴を舐めるとお前ヤバいよ。昔は地元のヤクザが避けて通るくらいだったんだから』とハッタリを吹き込んで脅したみたいで。以来、私への態度が改まったので、弟には感謝しています」
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もしも訴えたならおっさんに勝機はあるのか?
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