カーライフ

コインパーキングの罠 六本木ヒルズより高い悪魔のコインパは7時間で8700円



周囲の相場が安くても油断してはいけいないコインパ事情


 私が入れたバカ高コインパは、まさにそういう場所。しかも、交通量が多い狭い道路に面していて、すばやく車庫入れを完了する必要があり、料金看板を見て考える余裕がない。周囲のコインパはこれほどバカ高ではないため、「まさか」という予断も働きやすい。

 中原街道をはさんだすぐ向かい側には、平日12時間最大1500円のコインパがあり、悔やんでも悔やみきれないが、そこは歩道の奥にあって一瞬見過ごしてしまいがち。駐車台数も4台と少なく、安いので満車のことが多い。適度に空きがあるあのコインパは、まさに罠そのものだった。

悪魔のコインパのすぐ向かいの安いコインパ

 くだんのコインパを観察していると、駐車するクルマは引きも切らないのだが、多くが営業車。おそらく短時間だし、経費で出るのでしょう。自腹で8700円払った私は本当のカモでした。涙。

 なお、ユアー・パーキングのHPには、「コインパーキングの料金相場はどうやって決まるのか?」という項目があり、このような内容でした。ご参考までに。

<(料金は場所や時間ごとに異なるが)、それ以外にも、料金を左右する数々の要因が存在します。ユアー・パーキングでは、オーナー様がコインパーキングとして活用されたい土地の地域・場所・想定利用者だけではなく、地形・面積・導線、および、周辺のコインパーキング利用状況・料金システムなどを総合的に調査した上で、稼働率の高い料金を算出します。また、オーナー様には売上に関係なく毎月一定の賃料をお支払いするシステムです。基本的にその地域の月極駐車場の相場よりも高く一定台数分を一括で借り上げいたします>

 料金をいくらに設定しようと自由なので文句は言えない。また、料金表示が多少見えづらくても、看板に3cm以上の大きさの文字で書いてあれば(業界のガイドライン)、敗訴する可能性が限りなく高いとか。みなさまが私のような罠にはまらないよう祈る。

取材・文/清水草一

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中。清水草一.com
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