おごった後の恩着せがましい上司がウザい! 女性部下に嫌われないおごり方
かわいい女性部下には奢ってあげたい。そう考えるおじさん上司は多いかもしれないが、最近、奢られたくない人が増えているらしい。なぜなのか……。
たとえば、自分の時間を大切にしており、仲の良い友人や恋人以外の人とは食事に行きたくないというA子さん。そんな彼女が、ある日おじさん上司から焼肉に誘われたらしい。
しかし、「おいしいお肉が食べられる! ラッキー!」とは思わなかった。
彼女からすれば、上司に誘われて仕方がなく、貴重な時間を割いてあげたぐらいの気持ち。にも関わらず、その後おじさん上司からは「高い肉を食わせてやったんだから、当然このぐらいの仕事はやれるよな」とか「もう焼肉奢ってやんないぞ~」などと偉そうに言われてしまったらしい。
そもそも今どきの女性は、ちょっと高い肉を奢られたぐらいではしゃいだりしない。その後おじさん上司からウザい態度をとられるぐらいなら、「むしろ奢ってくれなくてもいいので放っておいて欲しい」と思ってしまうのだとか。両者には激しい温度差がある。おじさん上司からすれば、女性部下とうまくコミュニケーションを取っているつもりなのかもしれないが、とんだ勘違いなのである。
とはいえ、古くからの慣習として、奢ってあげたい気持ちもわかる。では、どんなふうに奢るのが正解なのか。今回は、女性部下が奢られて好印象を受けた例を紹介しよう。
「僕、スタバって初めてなんだけど、一緒に行って注文してくれないかな?」
会社員の安藤芙美子さん(仮名・24歳)は、出先で上司(50代前半)からスタバの同行を頼まれたという。たしかに、スタバのオシャレな雰囲気に引いてしまい、入りにくさを感じるおじさんもいるかもしれない。特に断る理由はなかった。
「スタバに入ってみると、上司はビクビクした様子で『これで安藤さんの好きな物と同じでいいから僕のぶんも頼んで』とスタバカードを手渡してきたんですよ」
安藤さんは、パストラミビーフ&アボカドのサンドイッチと本日のコーヒーのトールサイズを2つずつ注文した。席に着き食べ始めると、ホッとしたのか「スタバってコーヒーもサンドイッチもおいしいんだね~」と笑みをこぼす上司。
「話を聞いてみると、娘さんからスタバカードをプレゼントされて『どうせお父さんはひとりで注文できないだろうから、最初は私が一緒に行ってあげる。でも、そのぐらいできるようになってね』と言われてちょっと悔しかったみたいなんですよ」
今回は、今後ひとりで注文するために、その方法の見学といったところか。コーヒーとサンドイッチの写真を撮り、それを娘に送った上司が「ほら、見て! “お父さん、いいね。私もパストラミビーフのサンド大好きだよ”って返信がきた!」と大はしゃぎ。ニコニコしながら「スタバに付き合ってくれて本当にありがとうね」と何度もお礼を言った。
「その姿を見て、なんだか微笑ましい気持ちになりました。ランチを奢ってもらえて、お礼を言いたいのはこっちなのに……」
決して上から目線にならず、いっしょに過ごした時間に対して感謝してもらえたことが好印象だったという。焼き肉などに比べればずいぶんと安上がりなスタバだが、要するに奢る値段はまったく関係ないのだ。

奢った後の恩着せがましい態度がウザい!
上から目線にならず「スタバに付き合ってくれてありがとう」
「その姿を見て、なんだか微笑ましい気持ちになりました。ランチを奢ってもらえて、お礼を言いたいのはこっちなのに……」
決して上から目線にならず、いっしょに過ごした時間に対して感謝してもらえたことが好印象だったという。焼き肉などに比べればずいぶんと安上がりなスタバだが、要するに奢る値段はまったく関係ないのだ。
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漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。
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