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サッカー日本代表「新ビッグ3」南野・堂安・中島。これまでの歩み

 サッカー日本代表の常連である本田圭佑(32歳)、香川真司(29歳)、岡崎慎司(32歳)の三人。海外のサッカーリーグで、日本人としては飛び抜けた活躍を見せてきた彼らは、日本代表の「ビッグ3」と呼ばれることも多かった。

 ただ、彼らも選手としてのピークを過ぎたのか、以前ほどの輝きを放つことができず、所属チームではなかなか出番に恵まれなくなってしまっているのが現状だ。

 次回のワールドカップに向け、日本代表チームには大幅な新陳代謝が必要だといえるだろう。そこで頭角を現してきているのが、南野拓実(23歳)、堂安律(20歳)、中島翔哉(24歳)の三人だ。

 10月16日、世界的に有名な選手を多数擁する強豪・ウルグアイとの親善試合に、中盤の攻撃的なポジションで出場した彼らは、見事な連携を披露。相手の守備陣を混乱させる大活躍で、スコア4-3での日本の勝利に大きく貢献したのだ。

 サッカーファンならば知っていても、一般的には知名度が今ひとつだった彼らだが、この活躍によって、一部では「新ビッグ3」と呼ばれるまでになった。三人とも20代前半と若く、未来の日本代表の中心選手となっていくことが期待される。

 そこで今回は、「新ビッグ3」のこれまでのキャリアを、まとめて紹介していこう。にわか日本代表ファンのあなたも、これを読めば、同僚や友人に知識を自慢できるようになるかもしれない。

soccerdigest

新たなる「ビッグ3」として期待されている南野・堂安・中島は、今から要注目の若手トリオだ(画像は日本スポーツ企画出版社刊『サッカーダイジェスト 2018年 10/25号』より)

南野拓実:日本代表の新エース候補


 大阪府出身の南野は、セレッソ大阪のユースに所属していた頃からJユースカップの得点王になるなど、際立った存在だった。2012年にJリーグデビューを飾ると、2013年にはトップチームに昇格し、その年のJリーグ第1節スターティングメンバーに抜擢されている。

 周囲の期待に応えた南野は、Jリーグでも躍動。ルーキーイヤーから29試合5得点という成績をマークし、Jリーグベストヤングプレイヤー賞に輝いた。その将来性が見込まれ、2015年には海外移籍と、日本代表デビューを果たしている。

 移籍先のオーストリア・FCレッドブル・ザルツブルクでは、中心選手としてコンスタントに活躍。2015-16シーズン、2016-17シーズンにおいて、2年連続のリーグ戦2桁得点を記録した。

 なお、南野といえば甘いマスクも印象的だが、しっかり芯の通った選手だということを示す、こんなエピソードがある。セレッソ大阪時代に、同僚だった外国人選手からパスを回さなかったことを非難された際、彼は「うるさい」といって睨み返したというのだ。そのメンタルは、本田の後を継ぐにふさわしいものかもしれない。


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堂安律:すでに若手のなかでは世界のトップ10!?

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