今夜決着「M-1グランプリ2018」優勝するのはどのコンビ? 出場全組を徹底解説
見取り図
そして、飄々とボケるボケ担当のリリー君。彼はすごい男である。俺が大阪で泊まりの仕事があり、夜にホテルでテレビを見ていると、「見取り図」を含む若手漫才師と「重鎮」「関西漫才会の首領」である中田カウス師匠がトークをしていた。内容は「今、若手は芸人の仕事だけで食べていけているのか?」という話で、若手たちはバイトの内容やエピソードを話していた。そこで、リリー君はカウス師匠に向かって「師匠は食べていけてるんですか?」と聞いた。ボケである。ボケであるが、俺はカウス師匠に対して絶対言えないだろう。「リリー君、すげぇ~」と感心するしかなかった。 「見取り図」はほかのコンビに比べて知名度は低い。それだけに初見の観客や審査員には新鮮に映るはず。「強心臓」とキャッチーな「フレーズ」がハマれば、常連組を食いつぶして優勝。こんな筋書きもハッキリと見える実力はある。
かまいたち
3回戦、準々決勝、準決勝のネタを見たが、ほかのコンビに比べて3本のネタにあまり差はなくすべて高水準である。最終決戦3組までに残りさえすれば、初の「キングオブコント」との二冠王は誕生する。
スーパーマラドーナ
今回で「和牛」とともに4大会連続4回目の決勝進出である。2015年の初進出を果たした2組。2016年は「和牛」が敗者復活戦から勝ち上がり、2017年は「スーパーマラドーナ」が敗者復活戦から勝ち上がった。今年は2組とも正面突破の決勝進出。そして、「スーパーマラドーナ」は今年が「M-1ラストイヤー」。ついに「和牛」とのライバルストーリーに終止符が打たれる。ラストシーンの真ん中で歓喜しているのはどっちだ?
1972年、大阪府生まれ。1992年、11期生としてNSC大阪校に入校。主な同期に「中川家」、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則らがいる。NSC在学中にケンドーコバヤシと「松口VS小林」を結成。1995年に解散後、大上邦博と「ハリガネロック」を結成、「ABCお笑い新人グランプリ」など賞レースを席巻。その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝などの実績を重ねるが、2014年にコンビを解散。著書『芸人迷子』
⇒試し読みも出来る! ユウキロック著『芸人迷子』特設サイト(http://www.fusosha.co.jp/special/geininmaigo/)
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『芸人迷子』 島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。 |
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12月2日(日)18時30分~22時30分
ABCラジオ/AM1008・FM93.3
「ラジオでウラ実況!? M-1グランプリ2018」
(出演/ユウキロック)
⇒試し読みも出来る! ユウキロック著『芸人迷子』特設サイト(http://www.fusosha.co.jp/special/geininmaigo/)
『芸人迷子』 島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。 |
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