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“転職を決意した”悪夢の会社忘年会…酒はピッチャーで一気、全員とキス、骨折する人も  

吐瀉物の上で爆睡、不倫がバレ、そして鼻を骨折する

 とはいえ、騒ぎすぎた代償は大きく、その後は参加者全員が撃沈。ここからが本当の悪夢の始まりだったという。 「全員が寝てしまったあと、私は部屋を抜けてトイレに行ったのですが、廊下の突き当たりからうめき声みたいなのが聞こえたんです。なんだろう…と思って恐る恐る見に行くと、非常階段で男性社員と女性社員が寝ていて。それも、吐瀉物まみれになって…。うめき声はどちらかの寝言だったみたいですが、とにかく匂いがすさまじく、とてもその人たちに触れる状況じゃなくて、放置してしまいました」  このままだと店から何か言われてしまう…と思った高田さんは部屋に残るメンバーを必死に起こし、なんとかカラオケ店を退店。各々が引きずったり引きずられたりしながらの帰宅中、再度事件が…。
地獄の忘年会

写真はイメージです

「全員酔っているから安心したのか、男性社員(26)と上司の既婚女性(30)が私たちとは違う方向に歩いて行ったんです。でも、残りのメンバーの中で気付いている人もいて、こっそり尾行することになりました。そしたら、その2人が手をつないでラブホテルに入っていくところを目撃してしまったんです」  結果、年が明けてからの初出社の時点で既に噂は広まり、社内がザワつくことになったそうだが、さらに強烈な出来事も待っていた。 「忘年会の席にいた中で一番偉かった部長が、年始の出社で鼻が折れていたんです。原因はまったく分からず、『気が付いたら初めて降り立った東武動物公園駅にいて、鞄をなくし、さらに朝路上で目覚めたら鼻が折れてたんだよね~!』と笑いながら言う彼と、それを笑いながら囃し立てる部内の空気を見て、『あ、この会社にいたら死ぬかもしれない』と思いました。その日に転職サイトに登録し、1か月後には会社を辞めましたね」  高田さんは現在、広告とは別の業界で働いているという。今の会社は飲み会すらほとんどなく、快適な環境だそうだ。 「気が付くのが早くて良かったですね。やっぱり人間って慣れる生き物なので、あの社風が普通になっちゃうと、社会人としてはどうかしてると思うので…」  業界や企業によって常識はまるで違うこともある。とはいえ、物事には限度がある。就職先を選ぶ際、社内の雰囲気だけでなく飲み会の有無や頻度も基準にしなければならないのかもしれない。もっとも、そんなことは面接ではなかなか聞きにくいが…。<取材・文/八潮ゆうき>
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