【実践】8時間睡眠で仕事の効率が上がった!
―[[毎日8時間寝る]逆転の仕事術]―
幼い頃「寝ないと大きくならないよ」とさんざん言われた。大人だって、寝たほうがいい。当たり前のようでいて忘れ去られている事実を今、仕事術として提言する
◆虚弱体質ライターが挑戦!8時間睡眠で締め切り守れるかな
ライター仲間は、右も左も徹夜が平気な豪傑ばかり。寝る間も惜しんで執筆に励むのが週刊誌ライターの宿命なのかもしれない。筆者も締め切り前は徹夜で原稿を上げようと躍起になるが、生まれ持っての虚弱体質。編集者からの電話にはボンヤリ応答、あげくの果てには風邪をひく始末。見かねた担当Kに、本特集の制作期間中は毎日0時~8時の睡眠を命じられたのだった。べらぼうな分量を振っておいて8時間寝ろだなんて、鬼!
【1日目】 8時起きで余裕をこき、ネットサーフィンで日中を潰す。夜中に焦って2時まで仕事。
【2日目】 夜更かししたせいで、12時起床といきなりリズムを崩す。先が思いやられる……。
【3日目】 睡眠医学の梶村先生の取材日(https://nikkan-spa.jp/153406)。「睡眠時間は短くできない」との言葉に勇気が湧く。元来徹夜をすると体を壊す以上、私は長時間睡眠が必要な体質に違いない!と開き直り、0時就寝、8時起床に成功。
【4日目】 ペースが掴めてきたのも束の間、飲み会で帰りが遅くなり、3時就寝。
【5日目】 リズムを崩さぬよう、無理やり8時に起きた。今日こそは、と手帳に「0時:寝る」と書いてみる。エンジンがかかり、一日で原稿2本完成。入稿日なのに、予定通り0時就寝!
【6日目】 8時起床。この日も飲み会だったが、「寝る予定があるんで(キリッ)」と二次会をキャンセルして帰宅。0時就寝。
8時間寝ることで、ボーッとする時間も減り、普段よりサクサク仕事が進む結果に。「毎日8時間寝ている」という幾ばくかの罪悪感も、真面目に仕事に向かわせたように思う。寝ても寝なくても仕事が終わるなら、これからは堂々と寝ますよ。おやすみなさい! ムニャムニャ。
取材・文・撮影/朝井麻由美 取材・文/青山由佳 加藤カジカ 撮影・CG合成/高仲建次
― [毎日8時間寝る]逆転の仕事術【8】 ―
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