2019年1月2日に、テレビ朝日系で放送される『夢対決2019とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』。日本を代表するスポーツ選手と、とんねるずを筆頭としたタレントたちが、スポーツで勝負するという内容で、毎年人気を博しているこの番組。 　2019年のお正月も、5時間スペシャルという大ボリュームで放送され、野球、卓球、ゴルフ、テニス、サッカーと、番組では恒例となったスポーツでの対決が展開されるとのこと。前田健太や張本智和、松山英樹、錦織圭、長谷部誠といったトップアスリートたちの出演がすでに告知されており、番組内で白熱した勝負が繰り広げられることは間違いないだろう。 　番組ファンの方からすれば、今から放送が待ち遠しいといったところだろうか。そこで、その気分をさらに盛り上げるために、これまで放送された、それぞれのスポーツの名勝負や名場面を振り返ってみよう。 　実際の野球場を、ボードゲームの「野球盤」に見立てて、とんねるず・石橋貴明率いるチームと、野球選手のチームが戦う「リアル野球BAN」は、2000年から続く番組屈指の人気コンテンツ。これまでも、数々の名勝負が繰り広げられたが、なかでも“ゴジラ”こと、松井秀喜が初出演した回は劇的な結末だった。 　松井は、歴代の読売ジャイアンツ4番打者である、アレックス・ラミレス、広澤克実とともに、チームゴジラを結成し、石橋率いるチーム帝京に挑んだ。大接戦の展開で最終回を迎えた試合は、1点差で負けているチームゴジラが、最終回1死1、2塁のチャンスをつかむ。しかし、ラミレスの放ったヒット性の当たりは、なんとダブルプレー。まさかの幕切れとなってしまったのだ。 　――今年の対決には、前述の前田だけではなく、柳田悠岐や “日本シリーズMVP男”の甲斐拓也といった国内トップ選手も出演するとのこと。また、白熱した面白い戦いを見られることを期待したい。 　とんねるずの二人と、福原愛といった国内トップクラスの卓球選手が、ダブルスで対決してきたこの企画。対等に戦うためということで、卓球選手のラケットをフライパンに変えたり、ネットを動かしたりと、少し姑息なハンデを付けるところも毎年の見どころだ。 　今年も出演する平野美宇は、2006年、5歳のころにも卓球の天才少女として出演している。この際、「キティちゃんは何の動物でしょう？」などと話しかけながら、突然サーブを打つという石橋の卑怯な作戦に、涙を流した場面もあった。 　――今年の目玉は、なんといっても15歳の若さで世界一の称号を手にした張本の初登場だろう。オフィシャルサイトでは、石橋との“チョレイ合戦”が予告されている。また、今年引退を発表した福原は、特別解説として登場するとのこと。こちらにも注目だ。 　この番組のゴルフ対決は、打ち始めからカップインまでの、打数ではなくタイムを競う企画や、アプローチショットを打ち、そのボールを芸能人がキャッチできるかなど、普段のゴルフとは違ったルールで行われる。 　アスリートたちの美技は見もので、2016年の対決では、今年も出演する松山英樹が、130ヤード先の高さ4ｍ、幅3ｍの小さな的を見事に打ち抜いた。だが、この回に一番のスーパーショットを見せたのは木梨憲武だったのである。 　企画内で行われた、複数のカップで行うホールインワン対決では、誰もカップインを果たすことができなかったのだが……収録後に木梨がチャレンジしたところ、たったの2球でカップインし、ホールインワンを達成したのだ。今年も、とんねるず二人が活躍するところが見られるかもしれない。