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カジノのプロが伝授する「ギャンブルで勝つ方法」。競馬、パチンコでも応用可能

 STEP1で勝ったら、そこで勝ち抜けするか、その勝ち金をもとに強気でSTEP2へ。STEP1で負けたら、負け金額を取り戻すため、賭け金を上げていくSTEP2へ。同様にSTEP2でも、勝ち抜けや、勝ち金を加味してSTEP3へや、負けを取り戻すためにSTEP3へ。STEP2やSTEP3で、それまで負けていたのをほぼ取り戻せたら、またSTEP1へ戻すとか、その日の勝負は終了も一案。下手に続けても、負け波が来たところで勝負の時間が終了してしまうケースもよく起こってしまう。  金額の大小ではなく、「STEP1やSTEP2で少額だけども、いい波だな」と感じたら、小勝ちの時点で勝ち抜けするのも一案。逆に、「今いい波だから、来てる!」と勘違いな継続はせず、一度勝ち抜けが基本。いい波とは、すでに過去の話で、現在にも未来にも適用されない。とりあえず一度抜けてみることで、今日の勝負プランを冷静に判断できることも大きな勝因。

ドイツの歴史的なカジノ・バーデンバーデン

 リスクとリターンは、ほぼ比例する。大勝ちを狙えば、それ以上の大負けが起こりやすい。それがギャンブルという数学上の論理。振れ幅が大きくなるので、そのうち破産の可能性は大きい。プロは大勝ちを目指さない。上振れのときに辞めることを意識すれば、トータルの勝負は勝ちやすくなる。 【大勝ちを目指さず、勝ちを獲れ】by 人生の賭け方 ●連載「人生の賭け方」 15年間、世界中のカジノを放浪して勝ち続けてきたプロギャンブラーのぶき。「『人生』とは自分軸で生きること、『賭け方』とはこの1時間をどう使うかの戦略だ」と言い切る。世間体から解き放たれ、「スマイル基準」で人生を勝ちへ導く男が語る生き様論。
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