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「新型コロナウイルスとの戦い方」勝率9割のプロギャンブラーの戦術は?

 ギャンブルとは、確率と統計に持て遊ばれている。プロギャンブラーとは、情報と数値を精査し、確率と統計を用いて勝因と敗因を分析し、改善させて必ず勝つ! 分析の達人として、新型コロナウイルスを読み解いてみた。下記の視点はさまざまなサイトから平均3記事を拾って、中央値を用いました。分析でみえた7つの視点や改善点をシェアさせてください。

〈第49回 新型コロナウイルスとの戦い方〉

その壱、中国政府は信じるな

 情報の扱い方は、正誤の判断がポイントだ。中国は最初、情報を隠蔽していた。つまり、今も中国は情報を隠蔽していると考えるべき。他の数千人規模の感染国が新規感染者数0人とはなりにくい。感染者5万人以上の武漢だけ新規感染0人が5日連続とは、計算すると天文学的な数値となり、ありえない。  つまり、中国の統計を外したうえで分析すべきだ。誤った統計を入れるほど、誤差が生じて、現実把握から遠のいてしまう。中国政府が出す数値は考慮するな。 【一度ハッタリした敵はまた必ずハッタリすると読む】by 人生の賭け方

その弐、陽性反応者の致死率は5%と高い可能性もある

 致死率とは、死者数÷感染者数で求める。そして、新型コロナウイルスにおいて、感染から死亡までの平均日数は24日と推測される。つまり、現在進行系の新型コロナウイルスだと、遅行指数となる。療養中の人も加味してしまうと、致死率が下にブレてしまう。  陽性反応の出た人が最終的に回復か亡くなられたかのどちらかで分析すべきだ。発症から退院もしくは死亡までの期間の中央値がそれぞれ22日と18.5日で、3.5日の差がある。この差も考慮して計算してみた。4月14日時点での日本の新型コロナウイルス陽性者の致死率は5%前後と出た。  ちなみに外国だと中国の数値を抜いても医療崩壊に陥っている国もあることから、致死率15%前後と出た。  とはいっても、かかると亡くなりやすい対象が公表されている。亡くなられた大半の人における2大要因は、60代以上の年配の人が9割(イタリアと中国と日本の報告から)と、既往症あり。  そして喫煙者は数値にばらつきがあり、1.7倍~17倍のリスクが生じるとのこと。今後の日本の死者数の予測としては、感染数が増加した24日後に日々の死者数も増加することを心に留めておいてほしい。

その参、健康な人がコロナで亡くなる人数は感染数1万人から予測すると10人

 韓国の中央臨床委員長のオ教授は、「健康な人が死亡する確率は確定患者全体の0.1%程度」と、分析している。前述の亡くなりやすい要因に該当しなければ、実は神経質になりすぎる必要性もない。実際はかかっていなくても、特に該当者へ絶対にうつさないように行動制限をすればいい。  実のところ、新型コロナウイルスにかかってしまった人が国民の0.008%で、12,650人にひとりの計算だ。さきほどの0.1%とかけ合わせると、いまの感染者数なら、健康な人が死亡する確率は日本全体で10人だけだ。健康な人がこの10人になるのを恐れすぎて、経済が停滞している。  ちなみに、年間交通事故死は6000人なので、健康な人が新型コロナウイルスで死亡する確率の数百倍に及ぶ。例えるならば、交通事故を恐れて日本人が車を一切運転しなくなるようなことをしているのが現状だ。新型コロナウイルスによる恐怖の底が見えつつある今、次のベストな動きも模索しだすタイミングだ。  自分が高齢者や既往症がある人と接する機会がないのならば、行動自粛だけがベストでない可能性もある。自粛しすぎると経済がまわらず、生活に支障がでることは、東日本大震災ですでに学んだことだ。 【経済を止めすぎて、10人以上の健康な日本人が自死しても問題だ】by 人生の賭け方  どちらにせよ、死はまぬがれない。最少の死で食い止めるための策が何なのか? メディアの情報にあおられすぎず、各個人でも考え抜く必要がある。
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その四、日本の奇跡には複数の勝因あり
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