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箕輪厚介が『闇金ウシジマくん』を「平成最後に読むべき本」に選んだ理由

<仕事に役立てる> 『編集者という病い』 見城徹/集英社/734円 編集者という病い「幻冬舎社長の見城徹が編集者としての仕事論を語った自伝的エッセイ。自身の情熱や衝動のみを追求するその姿勢は圧巻。大半の仕事が機械に代替できる現代では、情熱こそ人間の最後の砦であり、仕事に必要な最大の要素になりえる」 『メルカリ 希代のスタートアップ、野心と焦りと挑戦の5年間』 奥平和行/日経BP社/1728円 「今の日本で一番勢いのある企業・メルカリの軌跡をリアルに描いた作品。ビジネス書に多い『30個のルール』『成功の法則』というような、売るための偏った編集がないため、読む人次第で自由にいろんなものを吸収できるのも魅力です」 <SNSで“いいね”をもらう> 『デジタルネイチャー生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂』 落合陽一/PLANETS/第二次惑星開発委員会/3024円 デジタルネイチャー「機械と自然が融合する“デジタルネイチャー”とその未来を描いた同書。難解ですが、昨今のネット上では、落合陽一的な知的教養に溢れる言い回しが一種のファッションになりつつあります。そんな『落合的思考法』が学べるはず」 『バカとつき合うな』 堀江貴文、西野亮廣/徳間書店/1404円 「ネット上でも圧倒的なフォロワー数と影響力を持つ堀江さんと西野さんによる、『考えるな、動け!』とのメッセージが存分に込められた一冊。彼らの思考に触れることで、現在のネット社会を動かすムーブメントの正体がつかめるのでは?」 【箕輪厚介】 ’85年生まれ。NewsPicksBook編集長。堀江貴文『多動力』や自著『死ぬこと以外かすり傷』など、ベストセラーを連発。アーティスト“箕輪狂介”のプロデューサー活動も開始 <取材・文/週刊SPA!編集部> ― 平成最後に読むべき本 ―
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