更新日:2019年02月19日 15:13
エンタメ

浜崎あゆみの過去の芸名、知ってる? 実は改名していた芸能人たち

広瀬アリス:売れる前は「広瀬晶」として活動

 広瀬アリスは、デビュー当初「広瀬晶(ひろせあき)」という名義で活動していた経歴を持つ。ただ、この芸名では、あまり仕事を得ることはできていなかったようだ。  広瀬の現在の芸名は、「ミスセブンティーン2009」に選ばれたころ、ある日突然、事務所の社長から「今日から『アリス』よ」と言い渡されて、改名されてしまったそうだ。  広瀬本人は、ハーフでもないのにカタカナの名前を名乗ることに違和感があり、初めは尻込みをしていたそうだが、周囲から「アリスっぽい」と、顔と芸名がマッチしていることを伝えられ、気が楽になったという。また、改名後には仕事のオファーが増えたそうで、結果的には大成功の改名だったようだ。

樹木希林:旧芸名「悠木千帆」はオークション出品

 2018年9月、がんとの闘病の末に、惜しまれながらこの世を去った大女優・樹木希林が、この芸名を名乗ることになった経緯は、かなり変わったものだ。 「悠木千帆」という名前で活動をスタートして以降、人気ドラマに数々出演し、すでに知られた存在だった樹木。だが、ある番組の一コーナーでオークションが行われた際、他に売るものがないということで、自身の名前を出品。落札されたことを機に、改名したのだとか。  その後に樹木は、本名の「内田啓子」で活動再開するつもりだったものの、夫である内田裕也から、本名の「内田」を使わないようにと頼まれたという。そのため樹木は、自分で芸名を考案。辞書から適当な文字を拾い集め、「木が集まって希(まれ)なる林に」という意味を込めて、自身で名付けたそうだ。
樹木希林のことば

オークションに名前を出品した樹木。旧芸名は、その後に別の女優に受け継がれたため、2代目の悠木千帆が活躍している。(『一切なりゆき 樹木希林のことば』文藝春秋)

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もう「デーモン小暮」ではありません
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