更新日:2023年03月12日 08:44
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「東京チカラめし」が100店から8店舗に激減、牛丼3社に負けた理由。「牛丼太郎」も

愛され度ナンバーワン絶滅チェーン「牛丼太郎はなぜ消えた!?」

牛丼太郎

1杯200円という安さや、納豆丼といった個性的メニューでファンを獲得していた牛丼太郎。金太郎のようなキャラも愛された

 牛丼以外にも納豆丼や玉子かけごはん定食などの激安メニューも好評で低価格チェーンの代表格だったが、「3大牛丼チェーンによる価格競争に巻き込まれた結果、サービスの独自性や優位性が保てず、’01年のBSE問題以後はカレーなど牛丼以外のメニューに活路を見いだすも、採算が合わず’12年8月に全店舗が営業を終了してしまいました」(前出・松浦氏)  現在、茗荷谷店のみ「丼太郎」と名を変え営業を続けている。 【平野和之氏】 経済評論家。大学卒業後、流通業にて投資を行い、起業。’06年から経済評論家として講演・執筆活動を開始。『コンビニがなくなる日 どうなる?流通最終戦争』(主婦の友社刊)など著書多数 【松浦達也氏】 フードアクティビスト。食専門誌から新聞、雑誌、Webなどで、「調理の仕組みと科学」「食文化」「食から見た地方論」など幅広く執筆、編集を行う。著書に『新しい卵ドリル』(マガジンハウス刊)など多数 ― [絶滅危惧チェーン店]のいま ―
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