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週1回半日勤務で月30万円も…営業職の経験は「副業で稼げるスキル」につながる

「働き方改革」に伴い、政府も副業を後押しする昨今。スキマ時間に手軽にできるものから、まとまった元手や時間を要するものまで、その内容は多種多様だが、果たしてその明暗を分かつものは何なのか?

斎藤雄二氏(仮名)

週1回、半日ペースで働いて月30万

 厳しいノルマやパワハラが横行するイメージも強い営業は、昨今、就職人気は決して高くない職種だが、店舗の販売員や外交販売などを含む販売従事者は850万人を超える(「労働力調査結果」平成28年より)。本業で磨いたスキルを活用して、副業を始めたいという人は少なくないが、営業職の場合はどのような道が考えられるのか。 「営業力は職種や老若男女を問わず必要なスキル。営業ほど極めたほうがいいものはありません。AIがどんなに発達しても、AIを売る営業マンが絶対に出てくる。常にトップセールスマンであることで間違いなく稼ぎ続けることができます」と語るのは、研修会社などで営業や金融、マネジメントのコンサルティングをしている斎藤雄二氏(仮名)。  斎藤氏は3年間看護師として働いた後、保険代理店の営業マンに転職。初年度で保険業界のトップ3%といわれる年収1000万円超えのMDRT(Million Dollar Round Table)会員となった。営業マンの中でもかなりのハイクラス人材だ。 「年収は2年目で2000万円、3年目で3000万円を超え、中途社員の教育係になったら、教えた社員も初年度で1000万円を稼ぐようになりました。しかも、本店に実績を買われて営業コンサルとして新卒教育に入ったら、半年で営業成績が2倍になったんです。40社ほどの保険商品を扱う代理店で、年一回、保険会社から褒賞旅行があるんですけど、私は個人でもトップセールスマンだったので、3か月に一回のペースで海外旅行にタダで行かせてもらっていました」  現在は金融IT系企業で社長室長という役職についている斎藤氏。中途なら2年で9割、新卒なら3年で9割を1000万円以上稼がせるというノウハウを武器に、営業やマネジメントで悩む企業へのコンサルティングを副業として引き受けることが多いという。 「企業とコンサルタントのマッチングサービス『i-common(アイコモン)』や『サーキュレーション』などを利用したスポットコンサルは、実入りがいいですね。直近で大きかったのは、新株などを発行して資金調達するエクイティファイナンスの案件。目標額10億円を3か月で集め、最低給+出来高制で約500万円というものでした。 普通、外部のコンサルは1~2年単位で企業に関わりますが、『サーキュレーション』などは3か月や半年という短期間で仕事ができる。企業側も余計な初期費用などが不要で、合わなければ簡単にコンサルタントをチェンジできる利点があります。だいたいのイメージでいうと私の場合、週1回、半日ほどのペースで働いて月30万円くらい稼げています」  休みなどの融通が利きにくい普通の会社員には、それでもなかなか敷居が高そうだが、同様のサービスで『ビザスク』の場合、1時間~1日の案件もあるという。
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ドラゴンボール型からワンピース型の営業スタイルに
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