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BIGBANG・V.Iの「薬物・性接待」手口は韓国で蔓延している!? 被害を受けた日本人女性が告白

意識が戻ったときは、裸でハンドタオルを握りしめていた

 意識が朦朧とする中、手にハンドタオルを1枚だけ持ち、カナコさんは裸のままホテルの廊下にぐったりと座っていた。 「最初は、ホテルの部屋から誰かに追い出されるところで少し気がついたんです。でも、どの部屋から出てきたのかは分からなかったです」
ベッド

カナコさんは「気づいたときは裸だった」という

 裸のままでは帰れない。今、ここがどこのホテルなのかも分からない。なぜ、私はここで裸なのかも分からない。なぜ、記憶が無いのかも……。すべてが判然としないまま、カナコさんは助けを求めてロビーへと向かうことにした。 「裸なうえに呂律も回らず、韓国語も片言のヤバイ奴が降りてきた……そんな顔を従業員にされたことを、今でも覚えています」  空いている部屋に案内され、ホテルの薄いガウンとペラペラのスリッパを渡された。その後、従業員と一緒に部屋を探すが、出てきた部屋は見つからず、駆けつけた警察に事情聴取を受けてから家へと送ってもらうことになった。  友人は、トイレから帰って来ないカナコさんを必死に探していたという。一緒に飲んでいた経営者にも聞いたが「知らない、分からない」の一点張りだったそうだ。それからの数年間、韓国のクラブからホテルで起こったことは、自らが起こした失態だと思い、恥ずかしくて他人に話すことはなかった。  当時のカナコさんは“レイプドラッグ”のことを知るわけもなく、本当に酔っ払って倒れたと思っていた。しかし、いつも酔っ払ったとしても、アフターのことは記憶に残っているし、必ず友人と行動することを心がけていたので、ずっと疑問を抱いたままだった。  そして、今回の報道を知り、「私が受けた体験はこれだったんだ……」と唖然とした。
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レイプドラッグの存在
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渋谷系ギャル雑誌編集部を経て、フリーランスとして主に雑誌・ WEB の編集や執筆、広告のクリエイティブディレクターとして活躍。日韓クォーター・韓国語留学経験を活かした執筆も手掛ける。Instagram:@happycandybox

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