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BIGBANG・V.Iの「薬物・性接待」手口は韓国で蔓延している!? 被害を受けた日本人女性が告白

韓国クラブに蔓延する“レイプドラッグ”の存在

 クラブでの記憶を再度確認してみた。 「あのとき、トイレから帰ってくる途中で、誰かに誘われて飲んだような……でも、それが誰だったのかも分からなくて。振り返ってみると、その相手に“レイプドラッグ”と呼ばれている『ムルポン』をお酒に入れられたのだと思います」  韓国のクラブで被害者が多く、問題視されている「ムルポン」。無味無臭なうえ、すぐに尿として排出されるため、薬物の被害を立証することが難しいと言われている。 お酒 そして、薬によって記憶を失ったカナコさんが連れて来られたのは、クラブに隣接しているホテルだった。事件後、ホテルからカナコさんの荷物は一切出てこなかった。  犯人を特定するため、防犯カメラの映像を確認するようにかけあってみたが、従業員から返ってきた答えは「防犯カメラに映るカナコさんは、男性と仲良さげに歩いている姿だった」。とはいえ、そう告げられただけで、実際に防犯カメラの映像は見せてもらえず、ホテル側の態度も協力的ではなかったという。 「薬物の効果によって、女性側が失態を犯したと思うような、相談できないような仕組みになっているのかもしれません。クラブに隣接しているホテルに連れて行かれたこともあり、余計に性接待の道具にされたのかなと思っています。グルになっているんですかね……。でも不幸中の幸い、命はあって良かった。韓国のクラブは楽しいのですが、女性にとって危険は隣り合わせだと実感しました」  カナコさんにとっては恥ずかしくて他人には言えない記憶だったが、今回の報道に伴い、改めて違法な性接待と薬物の存在を知ることとなった。また、似たような出来事が韓国各地のクラブで起きていたとも言われている。今後被害者が増えないよう、すべてが白日の下に晒されることを願う。<取材・文/南沙織>
渋谷系ギャル雑誌編集部を経て、フリーランスとして主に雑誌・ WEB の編集や執筆、広告のクリエイティブディレクターとして活躍。日韓クォーター・韓国語留学経験を活かした執筆も手掛ける。Instagram:@happycandybox
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