4月8日、江戸川区総合文化センター大ホールで「SKEBINGO！PRESENTS SKE48コンサート炎の関東ツアー2019～みなさん長らくお待たせしました～」が開催された。 　このツアー、テレビ番組「SKEBINGO！」で鍛えられた演技力を試すSKEBINGOブロックや寸劇「連続ツアー小説 黒派遣OL彩姫」が行われているのが特徴だ。 　この日は、1曲めの「パレオはエメラルド」から「stand by you」まで7曲連続で披露。その後のMCでは、「鬼のように汗かいてる」（内山命）、「まだコンサート頭だけど大丈夫かな…」（高柳明音）などと、息も絶え絶えに弱音を吐く場面も。 　しかし、今ツアー初出演の惣田紗莉渚は、「（このツアーのセットリストは）つらいって聞いてたけど、ファンの人がいると、ぜんぜん楽しかった！」と語り、歓声が上がっていた。 　コンサートの中盤、暗転中に急にステージ上でメンバーの１人が倒れ、何が起こるのか……と思いきや、『名探偵コナン』のキャラクター、毛利小五郎に扮する内山命と、江戸川コナンの格好をした後藤楽々が登場し、SKEBINGOブロックがスタート。 　倒れていたのは谷真理佳で、彼女を殺した犯人が、「この中にいる！」といい、殺人事件の寸劇が始まった。事件を解決すると同時に、『名探偵コナン』のクライマックスで挿入歌として流れる楽曲『キミがいれば』を、全員で歌唱するという、「SKEBINGO！」の放送局である、日本テレビならではの演出もあった。 　コンサート中、寸劇への場面転換では、「メンバーの着替えが終わるまで」ということで、ファンにとってはなつかしの企画「マジカルラジオ」が復活。高柳明音が「あのメンバーのなかでまだいるのはおじゅりと私だけだよ～……」とボヤキながらも、このパートの台本を書いているのは、当時の放送作家であることを明かし、高柳が「評判よかったら復活するかも」というと、客席からは大歓声が。もしかすると、本当に復活の可能性もあるのか？ 　その後、竹内彩姫が主演の「連続ツアー劇場小説 黒派遣OL・彩姫」の第3話が上演。舞台はとある企業の社内で、老人の会長役を演じた内山命のコミカルな動きで笑いが起こり、谷真理佳が演じる課長が、末永桜花が演じる愛人OLが今回から新たに登場。末永手作りという、蜂の子・とうがらし・パクチー弁当をメンバーが食べる羽目になるなどの見せ場もあった。 　この日、「名探偵コナン」の寸劇で、コナンを演じた後藤楽々は、昨年5月から11月まで学業を優先し一時休養していた後藤楽々は、復帰後初のコンサート出演となった。