更新日:2019年06月11日 16:03
ライフ

GW直後は海外旅行のチャンス。LCCを使って安値で賢いバカンスを

バカンスシーズンに価格高騰

 東京からクアラルンプールまでのフライト時間は、7~8時間。1時間のズレがあるのは、季節によって風向きが変わるためである。  このくらいのフライト時間なら、たとえば土日を挟むように金曜日、月曜日を有給休暇にしてマレーシアに弾丸旅行する、というプランを組めるはずだ。中にはその有給休暇すら使わずに、終業後の金曜夜に出国して日曜夜に帰国するという強者もいる。ここまで来ると弾丸旅行どころか瞬間旅行ではあるが。  しかし、その弾丸旅行にとっての最大の敵は「大型連休」である。  前述の通り、LCCは需要を見越した価格調整を行う。最近ではAI(人工知能)も導入され、より的確で精度の高い調整が可能になった。オフシーズンは1万円台なのに、バカンスシーズンになると価格が数倍に跳ね上がるということも珍しくない。  ここでもう一度、エアアジアで検索してみよう。上記と同じ路線の8月9日のチケットが、なんと8万455円と表示されている。この日に日本人の出国ラッシュが発生すると、エアアジアはすでに見越しているのだ。これは毎年起こる現象である。 エアアジア すなわち、今から8月のお盆休みに入るまでの間が最も価格の落ち着いた時期と言えるのだ。ちなみに、今年のお盆休みは8月11日の山の日が日曜に当たるため、翌月曜日は振り替え休日。そこから一般的なお盆休みを挟むと、次の土日が待っている。これらを合計すれば9連休である。  だからこそ、あえてこの時期を避けて有給休暇を取得するというのもひとつの手段と言える。<文/澤田真一>
ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー
1
2
【参考】
Airasia
おすすめ記事