仕事

中年で無一文に陥る人の特徴。独身・無職・家族不仲は要注意

<再起可・不可の境界線>

●再起可能度<高>※上ほど再起可能、下ほど再起不可能 □リスク回避の保険に加入している……交通事故に備えて損害賠償保険や疾病に備えた保険に加入していれば再起も容易に □固定費や有価物を削減し生活水準を下げられる……クルマや家のローンを精算し、質素な生き方に柔軟にチェンジできる人はほぼ再起可能 □有用な資格を複数持っている……いつAIに職を奪われるかもわからない時代。希少性のある有資格者の需要は高い □家族仲がよく、お金のことを相談できる……破産しても、家族仲が良い人は、なんだかんだ再起率が高いという。関係の見直しを ●再起可能度<低> □スマホゲームでつい課金してしまう……藤川氏によると、ソーシャルゲーム破綻も地味に増加しているという。ハマると危険 □自分のことが好きではない。自信が持てない……自己肯定感の低さから行動できないことは、現状を継続させ再起を阻む可能性が高い □異性にモテることを諦められない……無一文にもかかわらずモテたいというのは、分不相応な姿勢の表れで再破綻の可能性大 □流行に疎い情弱。SNSをやらない……何がバズっているかわからない人は、有益な情報も掴めないまま人生も損をする □親が高齢、かつ独身で親類縁者が少ない……親の介護が降って湧いても1馬力だと困難。独身で孤独な場合はなお八方塞がりに □破産しているのにリボ払いをやめない……多重債務者の特徴であるリボ。なぜ自分が無一文になったのか、思考能力が欠如している □買い物、ギャンブル、SNSなど○○依存……「中年破産者は、何らかの依存症であることも多い」と藤川氏。まずは治療を □大口の投資などで一発逆転しようとする……学習能力がないことは、最も再起力が低いと言える。いっそ自己破産したほうが最良 【藤川太氏】 ファイナンシャルプランナー。自動車メーカー勤務を経て、FPに。「家計の見直し相談センター」にて2万世帯を超える家計の見直しを行う。近著に『退職家計やりくりノート』(きんざい) 【鈴木吾朗氏】 レンタルCFO。複数企業で総額50億円以上の資金を調達した経験がある、資金調達および財務管理のプロ。ベンチャーのスタートアップを支援するリンクスを運営 【川口洸太朗氏】 弁護士。美容クリニック、飲食店、風俗店などまで幅広い案件を手掛ける。再開発に伴う建物や土地の明け渡し交渉など、トラブルの現場にも数多く携わる ― ある日突然[中年で無一文]の地獄 ―
1
2
3
おすすめ記事