更新日:2023年03月28日 10:22
デジタル

Google、LINE、Amazon この夏買うべきスマートディスプレイ3選

ヘビーなアマゾンユーザー必携。拡張性にも期待大

Echo Show 5

【Amazon Echo Show 5】

【Amazon Echo Show 5】 価格:9980円 「○○を買いたい」と言えばアマゾンのショッピング画面が出てくるのはEchoならでは。プライムビデオにも対応。拡張機能「スキル」を追加することで、できる操作が増えていく ディスプレイ:5.5インチ タッチスクリーン(960×480) スピーカー:1.65インチ 4W スピーカー 本体サイズ:W148mm×H86mm×D73mm 重量:410g ====== 「レシピ検索などはスマートディスプレイが得意とするところでしょう。別の作業をしながら声で検索して、調理の工程を映像で確認したり、スピーカーに読み上げさせたりできるのは便利ですね(グーグルは「クラシル」、アマゾンとLINEは「クックパッド」を主に活用している)」  一方で、タブレットのように豊富なアプリがあるわけではないので、スマートディスプレイにできることはかなり限られている。また、電源に接続して使うのが前提なので、あちこちに持ち運ぶのにも向いていない(今回紹介したなかでは、LINE製品のみ内蔵バッテリーを搭載している)。利用するにあたっては、こうした特性を理解しておく必要があるだろう。 「タブレットも、当初予想されていたほどには普及しきらなかった。スマートディスプレイはタブレットを置き換えるというよりも、タブレットが取れなかった層にリーチする製品なのだと捉えています」  各メーカーのプロモーション画像を見ていると「寝室」での利用を想定したものが目につく。時計の代わりにスマートディスプレイを寝室に置けば、その日の予定や天気、朝のニュースなど、最低限知りたいことはスマホがなくても確認できる。これは「寝室にスマホを持ち込んで、寝るまでいじりつづける」という、不眠やストレスの引き金になる悪癖を追放するきっかけになるかもしれない。  スマートディスプレイは誕生したばかりのジャンルだ。ユーザーが編み出すバリエーション豊かな「活用法」の登場を期待したい。 <取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/高仲建次>
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