更新日:2023年03月28日 10:33
ライフ

5日間の旅行で職質3回。警官に財布の中まで調べられ…

足を蹴った仕返し? しつこい荷物検査にうんざり

職質 故意でないことは警察官もわかっていたので罪には問われなかったが、「こんな誰もが出入りできる場所に1人で寝ているなんて不用心すぎる」と注意されてしまったそうだ。 「ほかにも足を蹴ったことに対する仕返しなのか荷物検査でリュックだけでなく、財布の中身まで細かく調べられました。実は、このとき荷物にナイフの付いていないマルチツール、いわゆる十徳ナイフの刃物なしバージョンを持っていたんですけど、それを見つけた瞬間のお巡りさんは『してやったり』みたいな顔をしていました。  ひょっとしたら軽犯罪法か銃刀法違反で捕まえるつもりだったのかもしれませんね。ナイフが付いていないのことに気づいたときは、がっかりしているように見えましたから(笑)」  とはいえ、立て続けの職質にうんざりしてしまい、それからの鉄道旅行では駅での野宿を控え、ネットカフェやカプセルホテルなどを利用するにしたとか。 「あの旅は20歳の夏の記念になるはずだったのに、印象に残っているのは鉄道より職質のことばかり。せめて野宿するならもっと人里離れた山奥の秘境駅にすればよかったと後悔しています」  山奥の駅だと虫が多そうで別の意味で大変そうな気もするが……。<TEXT/トシタカマサ> ― シリーズ・夏の悲惨な思い出 ―
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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