更新日:2019年12月31日 14:31
ライフ

タイ旅行で夜の大失敗…ゴーゴーガールに殴られ流血騒ぎに

 10連休のGWがつい最近のように感じるが、季節はもうすぐ夏。すでに夏の旅行計画を立てている人もいる中、「今年は家で大人しくしてようと思います」とうなだれるのは、都内の不動産会社に勤める高橋智明さん(仮名・28)歳だ。
悲惨な夏の思い出

写真はイメージです

 高橋さんは去年の夏休みに、友人とタイ旅行を計画。突然決まった旅行だったため、軽い下調べ程度で出かけたらとんでもない目にあったという……。

意気揚々と夜遊びに出かけたのに、禁酒日だった!

「バンコクに到着したのが夜8時だったので、すぐホテルに荷物を置いて夜遊びに繰り出したんです。女性と遊べるゴーゴーバーが並ぶソイ・カウボーイというエリアに意気揚々と行ってみると……なんと、ほとんどの店が閉まっていたんです。しかも人もまばらで全然いなくて。下調べでは夜中2時頃まで開いていると聞いていたので、おかしいなと思って歩いている人に聞いてみると『今日は禁酒日だよ』と言われました。 『嘘だろ!?』と思って調べてみると、この日は8月12日。王妃誕生日で街では一切酒を提供しない禁酒日だったんです……。さらに翌日も同じく王妃誕生日の振替日の禁酒日で……飲み屋はどこも開いていないしコンビニで酒も買えないので、初日からホテルの冷蔵庫にあった酒をヤケ飲みしましたよ……」  旅行初日と2日目に禁酒日の洗礼を受けた高橋さん。ようやくゴーゴーバーに行くことができたのは旅行3日目のことだった。

レディーボーイの股にぶら下がっていたモノ

ゴーゴーバーが並ぶバンコクのソイ・カウボーイ

ゴーゴーバーが並ぶバンコクのソイ・カウボーイ

「行ったのはパッポンにあるゴーゴーバーです。女の子も結構可愛くて、僕もすぐにロックオンされちゃったので、ずっと隣に座らせてイチャイチャしていました。で、いざホテルに連れ出そうとしたら、女の子に、4000バーツ(約14000円)だと言われました。しかも一晩遊べるロングコースじゃなくて2時間のショートコースでですよ。平均は2500バーツと聞いていたので少し高いなと思ったんですが、かなりタイプだったので連れ出することに。友人はもう少し残って女の子を選びたいと言ったので、僕だけ先に店を出たんです」  その後、ホテルに友人から電話があったという高橋さん。出てみると「今すぐ部屋に来てくれ!」と言われたので急いで友人の部屋に行ってみると、そこには大暴れするゴーゴー嬢の姿が! 「部屋に入ると、僕らとは比較にならないくらいのゴツい女(?)が暴れていました。聞くと、ベロベロに酔っぱらった友人は彼女(?)に交渉してホテルに連れて帰ってきたそう。で、いざ部屋で彼女が服を脱ぐと、股のところに友人のよりも立派なモノがぶら下がっていたそうです。そこで我に返った友人が帰るように言ったところ、そのレディーボーイが『チップよこせー!』と怒って大暴れしたそうで……。  僕も止めたんですが、レディーボーイに顔は殴られて血だらけになるわ、友人の部屋はめちゃくちゃになるわでもう散々でしたね……。結局、駆け付けたホテルスタッフが『警察を呼ぶぞ!』と怒鳴ったところ、レディーボーイは逃げるように帰っていきましたが……」
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翌日、さらなる悲劇が…
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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