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高校中退、元ヤンキーが社長で成功。地元で「ワル」は看板になる

名前が“利く”のは下関市限定の話

 飲む時は、昔の仲間と仲間が経営している店ではしご酒。どこの店に行っても店のオーナーが気を遣い、若いコをあてがってくれるという。 「すべて地元だからだよ。じゃあ、隣の小倉市で同じことができるかっていうと、絶対に無理だ。『谷口』の名前の効力はあくまでも下関市限定で、外には通用しない。それさえ勘違いしなければ、息子の代でも、うまくやっていけるだろうな」  再婚相手の連れ子を合わせて子供は7人。さらに愛人の世話までする。「少子化対策にこれだけ貢献しているんだから、政府は俺を表彰すべきだよな」と豪快に笑った。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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