「僕は一度すべてを失っているから何でもできる」と愛汁氏
ヤラセかどうかはご想像にお任せします
――なぜホストに転身したのでしょうか?
愛汁(以下、汁):焼き鳥屋をクビになって、路頭に迷っているときに、愛本店の幹部の方から「ホストをやってみませんか?」と誘って頂いて。他にやることもないし、居場所もないし、じゃあやってみようかとなったのが流れです。これまで水商売をやったことがなかったんで、仕事に対して単純に興味が沸いたというのもあります。
――2日働いてみての感想は?
汁:2日間で800万売り上げることができたのは、すごくうれしいんですけど。まだまだ足りないなとは思ってます。目標としては、月末までに最低2千万いかないと話にならないかな。仕事自体については、
すごくラクな仕事だなぁという印象です。女の子とお酒を飲んでるだけでいいんだから。逆に何が大変なのかまったくわからないですね。
――デビュー前から強気な発言が目立っていますが?
汁:秒速でナンバー1になれると思ってるんで。(テーブルに置かれたホスト看板の写真を見ながら)、
こんな人たちとはレベルが違いますから。『一億円プレイヤー』とか言われても、こっちは2日で800万なんで。一瞬で抜きます。
有名ホストらの看板写真に「相手にしてませんから」と吐き捨てる
――先輩から生意気な態度を指摘されたりは?
汁:別にないですよ。というか、
こっちは眼中にないし。アドバイスをもらおうとか、そういう気もないし。戦略として、みなさんはサービスや接客を重要視してると思うんですけど、ぼくが一番重要視しているのはそこじゃないんで。
――重視しているというのは?
汁:一言でいえば、SNSを駆使した、PR活動による集客戦略ですね。ただ、もちろん接客のことを考えていないわけではない。知り合いにナンバー1のキャバ嬢がけっこういるんで、彼女たちから、「お客さんからこういうふうに言われたときはこうしなさい」などのアドバイスはもらってますよ。
――では、突飛な言動を繰り返しているのは注目を集めるためですか? 『デリへル動画』や『焼き鳥屋動画』がヤラせではないかという声もありますが。
汁:振り切ったことをやっているのは、もちろん注目を集めるためです。動画がヤラセかどうかは、皆さんのご想像におまかせします。
そもそも自分でも、何が本当で何がウソかとか、よくわかんないんですよね。
――「ホス狂とだけは絶対に関わりたくない」は本音か?
汁:それは本音です。メンヘラっていうんですか、何か知らないけど、ヘンなのがいるじゃないですか。あいつら、キライなんですよ。ただ、飲みに来てくれたら大切にはしたいと思います。ま、あれですね。
お客さんならオッケー、お客さんじゃないなら、どうでもいいです。
――“ホス狂発言”に対して、一部、SNS上で非難の声が上がっていることについては?
汁:マジでどうでもいいですね。お客ではなく、ネットでブーブー言ってるとか論外のやつです。あ、でも、その手の女たちによって、ぼくの認知がまた上がるんで、燃料としてはいいのかな。
そいつらは、燃料っすね、燃料!
――ハートが強いですね?
汁:SNSであーだこーだ言われるとか、ぜんぜん気になりませんよ。2月に脱税で逮捕されて、ワイドショーなんかでさんざん吊し上げられて、
僕にはもう失うものがないんで。