仕方なく食に走ることにしました。料理は店内で買える焚き火で焼くメニューの他に、隣の中之島漁港で購入して持ち込むこともできる。焚き火で焼く『ごっついソーセージ』は、しょっぱくて酒に合うわ～。1人で浴衣で酒を飲み、ソーセージをむさぼるカワノに話しかけてくる人は誰もいませんでしたが……。しびれを切らして店のオーナーに聞いてみました。 カワノ「夏はファミリーが多いんですかね？　出会いってありますか？」 オーナー「今はお盆だからファミリーが多いけど、お盆前は女子会の予約も多かったですよ～」 　女子会。う～ん、カワノには何もメリットもないけど、男性読者には嬉しい情報のはず。みんな、出会いがあるってよ!!　これを見た男性読者が増えるたらまた来ることにして、いまは花火を楽しむわ！ 　あ～、夏が終わる……。出会いはありませんでしたが、やっぱり花火は良いですね。荒んでいたカワノの心もちょっぴり癒やされたような気がしました。ちなみにオーナーいわく、男同士で来ている客のほうが花火でハシャぐ傾向にあるようです。花火でハシャぐ男とか可愛すぎるんですけれど……。花火をして童心に帰りたい人は（私の出会いのためにも）ぜひ行ってみてはいかがでしょう？＜取材・文・撮影／カワノアユミ 取材協力：焚火屋　火火＞東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』（イーストプレス）が発売中。X（旧Twitter）：＠ayumikawano