ややズレるが、大学の名称だけではどこにあるかわからない、ややこしい大学もある。「神田外語大学（千葉県・幕張）」、「駿河台大学（埼玉県・飯能）」、「山陽小野田市立山口東京理科大学（山口県・小野田）」が有名だ。 　最後の「山陽小野田市立山口東京理科大学」は強烈だ。東京にあるかと思ったら所在地は山口県。元々は東京理科大により、「東京理科大学山口短期大学」として設立された。そこから「山口東京理科大学」という名称の4年制大学となり、さらに公立校になった際、「山陽小野田市立山口東京理科大学」という名称になった。学校の歴史を詰めに詰め込んだ大学名といえる。 　このように名前がまぎらわしい大学は多い。もしかしたら大学側はこのまぎらわしさを見抜くことから社会勉強させようとしてるのかもしれない。そんなわけないか。＜取材・文/南ハトバ（僧侶兼ライター）＞